〈絶望した日〉
光は 一瞬にして途絶えて暗闇になる
音楽は 突然終わる
残像だけが 目の奥に残り 涙を流す
耳の中に残っているのは 悲しみの音楽だけ
暗闇に目がなれてきて 外を見ると
あれだけ 鮮やかな緑色をした葉っぱすらも暗く影を落としている
どんな慰めの言葉も今の僕には意味をもたないさ
人は絶対に死ぬんだ あの笑いも あの恋も
今の僕にとっては悲しみでしかない
あの日の残像が 何度も形をかえて思い浮かぶ
あの夜 あの階段…
またしても 僕は 絶望のドン底に落ちてしまった
千度目の絶望
死体のように力が抜けてしまった躯
誰も信用できない 人は裏切る この世は偽りに満ちている それは当たり前すぎる事実
僕は地下で生きている マンホールの下で…
誰も 僕の存在を目で見ることはできない
暗闇での 痛み 苦しみ 悲しみ 絶望のカクテル 酷く悪酔いしている
深く 深く 沈んでいる…
2015 6・2