〈孤独〉

孤独。

孤独は出会える喜びだ
孤独は深く沈んだ 地下室だ
孤独は 空間を極端に狭める

流れる音楽は哀愁に満ちた ジャズ
タバコの煙が 換気扇に吸い込まれていく
僕の魂といっしょに

今日は孤独だけど 死は遠くにある
人混みの中で 死を感じるよりは大分マシだ
色彩は 明晰に踊っている
昼間太陽の光を浴びたから
それが 目の奥に残っているのだ
太陽はあの椿の木の葉っぱのように
僕を生き生きと甦らせた
春は再生の季節だ
僕は精神の冬眠から目覚めた

世界は素晴らしい
ようはすべては見え方なのだ
僕にとっては

孤独は素晴らしい
孤独は出会える喜びなのだから
僕にとっては

2.28.2015