11月号
某順位戦11月の一局目。
先手Z氏の古い形の中飛車に対し、後手のa氏は左美濃。
序盤Z氏から5六銀と出る形もあったが、
Z氏は5六歩と突いて穏やかな将棋に。
ここらへんは棋風かな。
28手目、左美濃の完成したa氏は早くも8六歩。以下同歩6五歩が分かりやすい狙い。
先手のZ氏は手筋の5五歩同角を入れてから7八金。
後手が5三銀と上がって↑図。
後手の攻めは飛車角だけでまだ銀の増援も来ていないので、
先手としてはまだあわてなくてもよかったのだが、
Z氏はここで5六銀と出て自分から崩れてしまう。
ちょっともったいない。
数手進んで、a氏が1五歩同歩の突き捨てを入れてから6九角を打ったところ。
1七歩~1六歩の狙いだが指しすぎの可能性もある。
6八飛2五角成に5六銀6三歩4七銀4四歩と渋めの展開になるが、
6三歩では6二飛、4四歩では1六歩が勝ったか。
図で3六銀2四馬4八飛となれば端を突き捨てた意味が薄くなるところだった。
その後先手に失着が出て後手有利に。
先手は7二歩と垂らして反撃を見せる。同飛なら角打あるいは8五歩か。
9九と7一歩成のあと、7四香7五歩6四桂6六飛となって↓図。
ひろった桂香をこちらに打つのはやや変調か。
さらに7五香8一と同飛7六歩4五歩と進む。
せっかく自陣にひきつけた馬を生飛車と交換に出るというのも少し変。
先手としては、攻めに出るなら2六桂(6六馬には3四桂の狙い)4三金4五銀、
あるいは飛車の捌きを封じて8五桂などいろいろ考えたかったところだが、
先手は4五同歩と素直に応じてしまった。
この局面での一手パスは致命的。
↑終盤、4六桂と打ったところで3五馬と引けばどうかという局面が現れたが、
Z氏はその手に気づかずthe end。
図の局面でも冷静に3八桂成同金3三歩としておけば、やはり後手の勝利は動かなかったが、
一分将棋だったので実際にはどうなったか。
a氏は何かの貫禄を見せて四連勝。同組首位のi氏とは1差。
コメントログ保存するの忘れてたよorz
まあ忘れっぽいのはいつものことなので気にしなーい。
今週の棋界
http://live.shogi.or.jp/ryuoh/
第19期竜王戦七番勝負第2局が、
10月31日・11月1日(火・水)に富山県宇奈月温泉・延対寺荘にて行われ、
162手で佐藤康光棋聖が2連勝。
渡辺明竜王は魔王位剥奪の危機に陥った。
内容については、
魔王ブログ
http://blog.goo.ne.jp/kishi-akira/
遠山四段のブログ
http://chama258.seesaa.net/
にいろいろ書かれています。
魔王嫁は天才かも試練とおもた。
10月31日(火)
http://www3.topics.or.jp/17joryu/
第十七期女流王位戦五番勝負第四局は、
清水市代女流王位が147手で石橋幸緒女流四段に勝利し、
対戦成績3勝1敗として女流王位9連覇を達成した。
11月2日(木)
http://www.mainichi-msn.co.jp/entertainment/shougi/
第56期王将戦リーグ4回戦、
谷川浩司九段-藤井猛九段は、119手で藤井九段が勝利し、2勝1敗と勝ち星を先行させた。
タニー九段は元気なく3連敗。
今回の棋譜はコメ付きですよ。
週末の動き
11月5日(日)
http://www.nhk.or.jp/goshogi/shogitou/index.html
第56回NHK杯テレビ将棋トーナメント2回戦第14局 は、
佐藤康光棋聖と日浦市郎七段の対戦。
解説は島朗八段。
http://www.shogi.or.jp/osirase/061101meijin.html
名人戦主催に関してのその後。
朝日と毎日の共催が合意に至ったようです。
名人戦問題は一応の解決を見たわけだけど、連盟の赤字体質は変わっていないわけで、
本当の問題はこれからなんでしょうね。
あ、もしかして某順位戦もあるのかな。
初自戦記
遅くなりましたが、某順位戦の自戦記をば。
先手X氏居飛車対後手deepblue42振り飛車の戦いで、先手のX氏が5七銀~4六銀の早仕掛け。
↑ではなんだか素晴らしい手が見えるような気がします。
deepblue > 何かばらばらで指しにくいような気が
deepblue > 対局中はしてたんですが
今考えるとそんなにばらばらでもないかも。
ここから4二金6七金3六歩2四歩2五桂と進む。
5四歩と取り込むと5五角打があるので、先手が一本取ったというわけではなさそう。
自分で言うのもなんですが、5五歩の後えらくカコイイ手を指してますね。
*2三歩成同飛2四歩2一飛3五歩となって↓図。
2三歩以下は後手の2筋の歩が駒台に載るだけなので、先手にとって損な指し回し。
3五歩は手筋だけど・・・
以下3七桂成同桂同歩成2六飛3五銀(途中図)
2五飛2四銀4五飛
↑の図と、*2三歩成同飛2四歩2一飛を入れなかった場合の↓の図を比べてみると、
大きな違いがあることが分かります。
2五桂を跳ねた時点では、3五歩と打たれた場合は下のほうの図の展開を予想していて、
少し後手がいいんじゃないかと思ってましたが、本譜は望外の好展開。
この後4四歩同飛3三銀4六飛2八飛成6八金上4五歩と進み、
j > 大先生が逆ったように見えるんだが・・・
B > えらくうまくいったな
おっしゃるとおりのハマリ形。
X氏はちょっと素直に指しすぎてしまったようで、本来の力が出せなかったようです。
あとは将棋としてはあまり検討の価値がない局面に。
つうか今期初勝利ですね自分。
なぞのひとはつっこみ付きログ乙。
引っかかるところが無きにしも非ずですが。














