昨日は曇天の下、夕方からジムに行っていたのだが、終わってから外に出ると激しい雷雨。窓のない作りになっているので外の様子がまったくわからず、ロビーにいつもよりもたくさんの人たちがいることを不思議に思いながら、建物の一階まで降りてようやく状況が飲み込めた。

 

大きな傘を持つ人でさえ雨宿りをするほどの激しい雨。それでも雨足が一瞬弱くなったときに意を決して家まで帰ることに。その間も空ではときどきあたり一帯が明るくなるほどの稲光がして、まるで映画のワンシーンのようだった。

 

↑ なに呑気なコトいってんだか

 

そして今日は今日で降ったり止んだりの一日。でも今日に限っては「降ったり」の時の降りかたが恐ろしく強力で、ゲリラ雷雨を身をもって実感することでまた日本人に一歩近づいたような気がしたね。

 

Image by Abel Escobar from Pixabay


子供の頃、何がキライって雷が大嫌いだった。

 

まだ小学生の頃、近所の友達と遊んでいたら急に夕立が降り出して、その日に限ってはかなり近くでカミナリが鳴っていた。土砂降りの雨の中、雨宿りをしに近くの建物の軒下まで走って行ったら途中で片方の靴が脱げてしまい、怖くて取りに行けない僕の代わりに(しっかし情けないったらないな、オレ💧)一緒に遊んでいた友達が取りに行ってくれた。

 

大きくなってからも、たまに会うと決まってその話をしていた彼にはきっと強い記憶になっているんだろうな。もっとも僕にとっては屈辱でしかなんだけど(笑)

 

わがままは 男の罪

それを許さないのは 女の罪

若かった 何もかもが

あのスニーカーは もう捨てたかい

 

あれはたしかこの曲が流行り出していた頃のこと。雷のときはいつもこの曲と彼のことを思い出す。

 

もう何十年も意識がないままの彼に、そのうちこの話を聞かせに行けるといいな。