アーカイブ~ハル | 紫のPURPLE

アーカイブ~ハル

さて今回はかなり前の作品です。

これはわたくしが持っているDVDの中でもBEST5に入るだろう映画。


ハル。


確か高校卒業して初めてPC買った時くらいだったか。

いまは亡きコンパック(笑)


そう、まだまだブツがゴツい時代ですよ。

奥行きが3040センチくらいあって重いのなんのって。

まだアナログ回線でWEBなんか少しづつめくれていく、今だったらイラついて画面叩き割るレベル。

いや、実際1台目の終焉は近い形でのモニター破損だし。



叩き割ってやったぜ~、ワイルドだろぉ~。



で、2台目からサービス開始早々のADSLへとという感じですね。

この時はベロンベロンめくれるんで感動したもんだが、光はもっとすごかったw

重めのWEBもぺロンペロン。


なんでここまで覚えているのか…

この映画は思いっきりこのPC時代幕開けそのものの映画だったから。

なので共感もできた。



ちょうどPCが普及し始めた時で、当時はPCでできることのほとんどが新鮮に感じられましたね。


見ず知らずの人間と文字でコミュニケーションをとること、

相手がどんな人なんだろう、今何を思ってるんだろうとか、

そういった思いをはせることが楽しい、ワクワクする、また不安に思ったり、

そんな密かな感情を淡々と見せてくれる映画でした。


この時代だからこういう感情をテーマに見せることが出来ましたね。

いまだったら見ず知らずの輩にそんなことまで、大丈夫はてなマーク状態ですけど。


で、話し戻すと

ネット上で知り合った男女が日常の出来事や思いのやり取りを

画面いっぱいのメール文字シーンを挿入しながら淡々とゆっくり進んでいくがゆえ、

とくに盛り上がりはありません。

でも、全然苦痛じゃないです。


ていうのは文字のシーンで

視聴しているこちらも想像力を掻き立てられるので飽きないんじゃないかと。

これに尽きますね、この映画は。


見終わった後の何とも言えない静かな充足感はこの先も出会えないといっても過言じゃないでしょうね。


多分、PCが普及し終わった世代からするとものすごく古く感じられるのは必至でしょうけど、

それ以前の3040代の方々は十分共感できる映画じゃないでしょうか。



最後の名シーン。

感動とかじゃないんです。

ただただ得体のしれない充足感なんです。
紫のPURPLE


キャストは深津絵里、内野聖陽、戸田菜穂、平泉成。

当たり前だけどみんな若っw

いい演技してますよ、深津絵里と内野聖陽。


しかし森田芳光さん、残念ですね。


正直、彼の作品が好きだとか言うわけではないんですが、

北川景子をどんどん使う発言してたんでちょっと興味持ってたんですよ、

どういう女優さんに育ててくれるのかなって。


演技的に一癖二癖あるヘタうま(自分的には褒め言葉)な北川景子を。