震災は各企業にも大きな被害をもたらしました。


神戸製鋼所では 本社ビルが倒壊し、神戸製鉄所は岸壁が壊滅

自動車用バルブスプリングの世界シェア60%を生み出す高炉が停止

生産途中のまま緊急停止すれば、溶けた原料が冷え固まり廃炉になります。

世界中の自動車生産に影響がでます

高炉の復旧については NHKの プロジェクトX でも放送されました。


 
加古川製鉄所では高炉や製鋼設備の被害は軽微でしたが

原料の 荷受け 出荷 をする岸壁は甚大な被害が・・・・


何機もあった巨大なガントリークレーンは 横倒しになったり

海に突っ伏して突っ込んでたり クレーン運転手の何人かは犠牲になったとか

岸壁はケーソンが崩れて地面は波打ち 亀裂まみれ

ガントリークレーンが走行していたレール基礎はズダボロ


製鉄所の敷地にストックしている原料では、すぐに底を尽きます

生産の要の高炉は1度止めると 再開には膨大な費用がかかります

生産調整しながら、生き残った わずかなクレーンで細々と原料を供給しながらの 

時間稼ぎをして突貫作業で岸壁を復旧します


岸壁には数隻のクレーン台船が係留され

スクラップと化したガントリークレーンを解体し

矢板を打ち込んでコンクリートを流し込み傾いたケーソンを補強 

補強工事をしている間に工場でクレーン基礎の部品を作りました