〜後藤さんがハーネスをつけたローザと歩きます〜
後藤さん「『ローザ、ストレートゴー!(まっすぐ進んで)』」

後藤さん「『ローザ、レフトゴー!(左に進め)』」

後藤さん「『ローザ、グッド‼』」

後藤さん「あっ止まった!『ローザ、グッド‼』」

後藤さん「『ローザ、レフトゴー!(左に進め)』」


後藤さん「また止まった。『グッド‼』」
後藤さん「『ローザ、ストレートゴー!』」

後藤さん「『はい、グッド‼』」

後藤さん「『ゴー!』」

後藤さん「あれ、止まったぞ」

後藤さん「『グッドー!!』」

後藤さん「『ローザオッケーゴー!』」

無事に降りられましたね。
後藤さん「さぁ今の中で盲導犬の基本のお仕事3種類やっておりました。何をやっていたかというと、曲がり角を教えるというお仕事
段差を教えるというお仕事 そして障害物をよけるというお仕事をやっておりました。
盲導犬が道案内をしてくれると思ってる方たまにいらっしゃるのですが道案内してくれません!してもらおうと思ったら地図の読み方まで教えなければならなくてそれは無理があるということで道順を判断するのは人、人が見えない中で道順を判断して歩いていくお手伝いをしてくれるだけなんです‼なので今どこを歩いている手がかりとなる曲がり角だったり、歩道と車道の段差を教えてもらうそんな情報をもとに道順を判断して歩いていると段差につまずいてしまう危険がなくなったり物にぶつかってしまう危険があるときには教えてくれるし、障害物があればよけてもらう。そんなお仕事をしています。というわけで歩きながら一つずつ解説していこうと思います。」
後藤さん「さぁ準備が出来ていても何も指示がなければ動けません。行き先を知らないのでまっすぐなのか、右なのか後ろなのか、進む方向がわからない。ローザ歩けないので方向を指示を出していきます。"まっすぐ進んで"という指示を出します。『ローザ、ストレートゴー!』」

後藤さん「"まっすぐ進んで"と言ったらまっすぐ進んでゆっくりになって止まります。ただ止まってるんじゃなくて左の方へ体を向けて左に入って止まってくれています。左に行ける道があるよ。曲がり角だよ。と教えてくれています。さぁ次の指示を待ってくれてるので指示を出します。」

後藤さん「進んで行くとまた曲がり角があります。『グッド‼ ローザ、レフトゴー!』
こんなふうに指示を出していきます。」

後藤さん「ゆっくりになって止まりました。
階段の一段目に足をかけて教えてくれる。そおするとローザの体が持ち上がってハーネスのハンドルの前が上がってくるので上りの段差がわかります。つまずかないように足で段差を確認します『ローザ、オッケーゴー!』」

後藤さん「無事上れました。あれ?止まっちゃった!
下りの段差を教えてくれていたんです。
でもこの状態だと下りの段差かどうかわかりづらいから一段下りたほうがわかりやすいんじゃないの?と言われることがあります。確かに一段目に下りていけば犬が下がって行くので下りということがわかりやすいですが、人の止まる位置が前にある、さらに犬の体が下がっていくことで犬の体重に引っ張られる一緒に落ちてしまう危険性があるということで手前で止まって教えてくれるということなんです。」

後藤さん「ということはもっと後ろの方が安全じゃない?と言われることがあります。犬がこんなにもギリギリまでいかなくてもいいじゃないか。でもこれ以上後ろだと危ないんです。なぜ?人の止まる位置が後ろになるからです。
安全でしょって言われるんですけど危険なんです‼(一歩足を踏み出して)確認しても段差の境目に足が届かない為危険と思えないんです。」

後藤さん「平らなところで何か(犬が)気を取られただけかな?進んじゃおう! とその次の一歩で踏み外して落ちてしまう危険性があったんです。」

後藤さん「この位置なら足を前に出したときにちょうど段の位置に人の足が届く位置、下りの段差があるということを伝わる位置だったんです。」

後藤さん「確認をして進んでいきます『ローザ、オッケーゴー!』」

後藤さん「『グッド‼』無事に下りることが出来ました。」

後藤さん「もう一度やってみます『ローザ、ストレートゴー!』

後藤さん「ゆっくりになって『ゴー!』」

後藤さん「『グッド!』上りの段差を教えてくれました。確認をします。」

後藤さん「進んでいきます。『ローザ、オッケーゴー!』」

後藤さん「無事上れました。」

後藤さん「こんな動きをとってみました。さぁどうでしょう。これまっすぐ行くと70センチ程の下りの段差があります。(想定です)私ならこのくらいの高さ見えてるんで飛び降りても全然危険のない高さなのでそのまま飛び降りてしまいますが見えていないと下りるには危険な高さです。」

後藤さん「そんな方向に向いていると気が付かないで進もうとしたらこうなります。『ローザ、ストレートゴー!』」

後藤さん「おっと(;゚д゚) 急に私の前に入ってきました。私の前に入ってきてとうせんぼしてくれる。"ここ進めないよ"と教えてくれているんです」
観客「おー!!!(驚き、すごーい!!)」
後藤さん「ある程度の大きさの犬たちが盲導犬として活躍する理由の一つとして危ない方向に進んでしまおうとしたとき、前に入って人が気がつくのに遅れてぶつかってしまっても踏ん張って止めてくれる。それだけの体力が必要だったということなんですね。こうすることにより転落事故も防ぐという。それが盲導犬の段差を教えるというお仕事でした。」
後藤さん「『ローザ、ストレートゴー!』なんだろ止まっちゃったな。。」

後藤さん「確認してないからです。確認します。」

後藤さん「確認しました。『グッド‼』確認するまで待ってくれています。確認したことを伝えます。『ローザ、オッケーゴー!』」

後藤さん「そんなふうにすることで安全を確保していきます。」
押野さん「上れる、上れない、下りられる、下りられないの判断ができるのが盲導犬の良いところですかね。では三つ目今度は障害物。ぶつかると危ないものを考えていこうと思うのですが基本的な考え方は一緒です。私達は目が見えません。景色を見て判断が出来ない分まっすぐ進んで『ストレートゴー!』という指示しか出せません。であとはローザに渡ってもらいましょう。」
富士ハーネス❹ デモンストレーション編 part3では 障害物をよける ということを記事にします。











