丸型のリール
しかもＡｍｂａｓｓａｄｅｕｒの５０００クラス以上のサイズを
オフセットしていないグリップに取り付けると↑↑
ハイトがあり（全高）過ぎて
平均的な日本人の手に大変辛い仕様になります
６０００番サイズともなると それなりにウェートもアリ
ハイトが高いが故 パーミングし難い
重量バランスがセンターからズレるので
ブレが出やすくリール操作がスムーズではない
特に大型魚等が掛かった場合は
リールハンドル部に無駄な力が掛かったり
魚を寄せるに必要な ラインの巻き取り作業も
楽とは言えない
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世に出回る雷魚ロッドの多くが
多少の違いがあれど↑この仕様のグリップ
オフセットしていない
ブランクは差し込み式
ご存じのとおり 雷魚のフロッグゲームとなると
80ｌｂ以上のＰＥを使い まるで物干し竿レベルの硬い竿で
ヘビーカーバーから雷魚を抜き上げる
（オープンゲームが無い訳じゃない）
ロッドやグリップの強度面に配慮した作りが
この形になるようだが…
上記しましたが デメリット多数
差し込み式ゆえに↑
こんなトラブルも少なくはない
キングオブ オフセットグリップ↑
フェザーウェート チャンピオングリップ
（ＵＳＡのオールド物）
有名な所では
リリーパッドハスキーなどの竿にも採用
昨今では
ジャパントップウォーターシーンにおいて
絶対外せないグリップとなっており
決して軽いとは言えない金属製のリールシート
５０００番クラスのリールをＳＥＴ
驚くのは シングルハンドタイプを使う事
一日中キャストを繰り返し
その回数は４００～７００投にもなります
軽めな鉄アレイ振り回している状態ですからね
楽な状態ではない筈なのですが…
丸リールのリールシートは これに限る！ってファンも少なくなく
ご覧のように 美しすぎるその姿
そもそも丸型のハイトのあるリールを
掌に収めるために開発されたグリップです
丸リールの為のデザインですから 似合わない筈がない
そしてリールが約３ｃｍをも下方に（オフセット）
パーミングしやすく
操作性が高く バランスが良いので
騒ぐほどの使い難さはありません
ただね…
いくら良いとは分かっていても
チャンピオングリップ構造のシステムでは
強度不足 グリップが折れてしまいます
ロッドとグリップを接続する時の三本爪もダメだし
フェルールの掛かりも浅いし 華奢すぎます
「リリーパッドハスキーをカバーで使って折れた」なんて話は
履いて捨てるほどあります
ドジョウサイズの雷魚なら問題ありませんけどねｗ
で コレ ↑↑
Ｄｅｅｐ ビッグヘッドグリップ
（プロト）
手前の黒が当時モンで奥がＤＥＥＰ製
当初から雷魚ロッドを使う事前提で
素材 形状 システムなどをすべて見直しました
外観は
丸型リールを美しく見せる
フェザーウェートのチャンピオンスタイル
オフセットナシ比較で 2ｃｍ以上リール位置が下がります
例の強化フレームでさえ
リールハイトは６ｍｍｍ程度しか下がりませんから
いかに低くセットできているかが分かると思います
そして
ロッド差し込み部の形状は外観からでは
フェザーウェート/チャンピオンのラージヘッドモデル風に見えますが
まるで違います
すべて一からシステムを作り直し
強固で強靭なシステムに仕上げてます
陸上でのハードテストで
グリップが折れるどころか
フェルールに少しのダメージも出ませんでした
全容をお披露目したいのですが
超ハードのフィールドテストが終わるまでは
ココまでとなります
構想から形になるまで かなりの時間を要しました
道具屋としての知識を総てつぎ込みました
選ばれし２名のテスターさんに このグリップを託します
ブランクは その２名のテスターさんが
普段雷魚釣りに使っている それぞれの好みの竿をセットしました
それではハードテストの方 よろしくお願い致します
さてさて 明日店舗の方 １３：００-２３：００ｐｍ Ｏｐｅｎ
オンラインＳｈｏｐ＆発送業務は通常とおり
皆様のご利用 ご来店
心より お待ちしております