OMM JAPAN 2022 OKUMINO ストレートA Day2 | 私にとってのスポーツ

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スポーツと身体に関する行動や思いを綴ります。

さてDay2です。
 
雨予報でしたが暖かい朝でした。ストレートでDay1に完走できなかったチームは最も早く6:00~6:09の間に出走となります。相方様が身支度にちょい手間取って、実績を見てみると6:08を過ぎていました。ちなみに6:10からは前日の成績上位のチーム達つまりすごい人達のスタート。すぐ後ろからどんどんやって来られたので、一瞬だけ観戦者の気分になってしまいました(笑)。今回もトップな同級生の帝王に、今日もがんばってほしい!!などと思いながら。
 

地図を広げてみるとこんな感じ。取ったルートはピンク色でした。帰りに乗せていただけるお車の都合上7時間をめざそう(制限時間は8時間ですが)と相方様ともどもがんばりましたが、8CPのうち2つを大きくミスして時間をロスってしまったために5と6の2CPをまわれず、この日も完走できなかったという結果が残りました。

 

△→1→2→3(下から上へ、右へ)

 

△→1(岩の南)は、ゲレンデから道に入ってつづら折りの登り。川にぶつかったところで渡って同じ高さを回り込むように取る黄色の線が理想でしたが見事なまでの失敗となりました。写真の通りどんどん下ってしまい、明らかに谷底を眺められるポイント(等高線が非常に詰まっている)まで来てからようやく現在地がわかり、登り直しになりました。

 

1→2(尾根)は、1を取った後は谷底に下りて実線の道にぶつけて道に行きました。自分としてはオレンジ色の線のほうが早いのではと思いましたが、やはり道のほうがよいかと同意。川を渡ってからは尾根を越えてさらに南に実線の道をさがして、右手の側の急な斜面を手掛かりに進みました。ほぼ十字の道の分岐にぶつかったので、また道を終わりまで行きました。ここもオレンジのルートを考えたりしたのですが、なるべく道で長く行ったほうが無難かと同意。道の終わりからは鞍部を目印に川に向かい。その後は破線の道を見つけられたのでアタックポイントとしました。

 

2→3(ピーク)がまた、、、大きいミスでした。2へ登った道をそのまま下り、破線の道から実線の道、スタッフ待機所を経てまた破線の道に入ったのはまちがいなくスムーズでした。が、アタックポイントとする道の曲がりを1本早くカンチガイしてしまったのです。行きたかったのは黄色の線だったのに。道から尾根を登ってD+150m程度のピークと思っていたのがなかなか着かず、がんばって登ったのに尾根の方向が変わって「?」が浮かびました。現在地をロストしたことに気づいてからは今ここはどこだと目を皿のようにして探した結果、アタックポイントをまちがえたのだろうと推察しました。北へ向かう時の尾根の分岐から鞍部から、思い通りに出てきてようやく3に行き当たりました。終わってからわかったのは、まちがえたこのラインはエリートのルート取りでアリだったとのことで、どうりで周りに屈強そうな男子が多く見受けられたことに合点がいきました。

 

3→4(下から上へ)

もうこの時点で4時間半近くになっていました。7時間まで2時間半、つまりほぼ時間切れです。1と3のミスが大きすぎました。でも雨予報だったのにまだ降られておらず、その点だけは本当にラッキーだと思いながら、とにかく行けるだけ行こうと思いました。

 

3→4(谷)は、尾根を下って車道へ出て、スタッフ待機所を過ぎてから実線の道を南へゆるやかに登り始めました。この辺りはヒノキの林業がとても盛んで、伐採したての切り株などからとても良い匂いがしました。さすがにぽつぽつ降ってきたのでレインウェアを出したのもこの頃だったでしょうか。

 

実線の分岐を右手側へ入った道の終わりからどうアタックするか?現地では青い線で尾根に取り付いて登っている人が多数見えました。自分達は手前の沢を詰めて、東側の小さめな尾根から行くことにしました。沢は若干足場が悪かったもののプラン通り行けました。CPの直下が背丈を超えるような立派すぎる笹ヤブだったのには苦笑いでした。

 

 

4→7→8(下から上)

4が取れた時、5時間50分でした。もうフィニッシュ方面に向かうしかありません。4からは破線の道を行き、実線の道=ゲレンデの上に出ました。実線の道は前日に使って既に通っていましたし、ここまで帰って来られればひと安心といったところでした。この頃には靄で視界が悪く雨も強くなって、草地に岩が露出して荒涼としていた晩秋のスキー場の光景はもしかして本場UKの雰囲気なのかなーと思ったりして、相方様とテンションが上がってみたり笑。自分の写真はあんまり好きではないんですけど、今回のレース中で唯一撮っていただきました。7(林の角)も8(林の角)も、ゲレンデ内での現在地把握は相方様には全く問題のないレベルでした。ジャスト7時間でフィニッシュでした。

 

ちなみに、4→5(植生界の角)や5→6(谷)は、この黄色い線で行くかなぁ・・と考えました。実際に行けるのかは未知ですが。

 

 

6→7は2通り考えてみましたけど、どっちもキツそう。もっといいルートを考えられるといいんだろうなと思います。そして、この5と6を回っていたら、またタイムオーバーだったことを悟りました。

 

最後に、自分のレースからは話がそれますが・・・

 

2日めは初めて、荷物を道端にほっぽって(デポして)CPへアタックしているチームを見かけました。しかも複数。スコアかストレートか知りませんが、何の悪気もないかのようにしゃあしゃあとしていたので結構頭に来ました。ルールの面で言うと1日めから、チームの片割れだけをCPに行かせているとか、SIカードを手首につけずに2人で都合よくパスしながら進んでるとか、立入禁止ゾーンから出てきたかもといった違反も何度か目にしました。よろしくないですよねぇ。

 

トップ選手じゃないからいいじゃん、1日めで失格になっちゃってるんだからいいじゃん、というのは言い訳にならないんですよね。リザルトの前20%には入れたかな、半分に入れたかな、というふうに目標観を持つ人だっているんじゃないかと思うのです。そういうの想像できないんですかね?中位ぐらいに反則したチームがいて、ヘタしたら上にいたりするのってどう考えてもイヤな気分。なにより、そういうことしても許されるんだみたいな空気を醸成されるとレースの質が落ちるので、本当にやめていただきたいと思いました。

 

自分のまとめとしては、体力低下(重たい荷物に耐えられないとか)が最も反省する要因。次が走るスピード、その次が地図読み、という順かなと思います。そして総合すると、Aにチャレンジするレベルにそもそもなかったんだろうなと。


ちなみに翌日は腰に疲労感が残りましたが、筋肉痛はほとんどなかったのも残念でならなかったですね。まる1年夢に見てきたのに何をしてきたんだろうと。


来年は10回記念のようです。来年こそ完走したい。これから1年またガンバリマス。はい。


開催ありがとうございました。

道中で地元の方にご声援をいただいたのもうれしく、ありがたかったです。