河口湖駅から路線バスで本栖湖へ。コースどおりまわってA5勝山(河口湖畔)をめざしましたが、安定の時間ぎれでした。しかも途中のロードも路線バスでワープしたんですけどね。
コースに入るまでは本栖湖のロードをジョギングしてウォーミングアップ。気温が氷点下に冷えるかもという予報でしたが、ラッキーなことに快適なレベルまで上がりました。
本栖湖は紺碧の水面ですね。穏やかで寡黙で美しいなぁと思いました。
いかに上ってきたかわかると思います。かの有名な千円札裏側の風景はこちらです。
でも、後でわかるんですが、たいした獲得標高ではありません。しかも距離もなかなか進みません。うーむ。
それから、だんだん悪路が増えてきました。切り立ったシングルトラック。片側ロープを張ったシングル幅以下トラック。ここも寝ぼけていられないねと話し合いました。たぶん暗いうちに通るでしょう。
どうしても、トレイルが狭くて弱いと感じてしまいます。トレッキングポール禁止は当たり前だろうと至極納得。それより、レース中の無理な追い越し追い抜きでの滑落事故が心配です。あとは物理的に1000人以上が通って大丈夫なのか…自分にはあまりそう思えません。
ま、いいや、話を戻して。
パノラマ台からの富士山です。ここ、パノラマ台っていうか"トンガリ山"とかちゃんと名前つけようよ(笑)と毒づきたくなるくらいでした。
下って烏帽子岳。さらにロードへひたすら下ります。落ち葉の下にうまる石が見えないのはここだったかな?
ロードに出たら平坦で、ほどなくして東海自然歩道へ。ここははっきり言ってパラダイスです!コケ萌えにはたまりません!!
テクニックと注意力が要る箇所ではないので、シゲ子レベルの遅々ウォーカーでも走るべきなんだろうと後で思いました。なぜなら、パノラマ台から眼下に見えていた精進湖民宿村が意外に遠いのです。
精進湖民宿村では、たまたま10分待ちで路線バスが来るのがわかったのでロード部分をラクしてワープ。このロードはたしかチャレンジ富士五湖のコースです。先のほうまでよく見える上り坂の舗装路です。
紅葉台入口で下車して、またコースへ戻ります。今までなら序盤か終盤だった、紅葉台・三湖台・足和田山(五湖台)の連発部分です。
ルートが左右ふた手に分かれがちですが、いつも合流になっていました。数回にわたり上ったり下ったり。チョイチョイとアップダウンをくり返して到着!
しかしまた、ここからがなかなか水面レベルにまで下山できません。長いし、時に激下り。崩落あり、ロープあり。他方、こぶし大の石がゴロゴロした林道パートもあり。
いやホント、自分にはハードル高すぎな、ひどいサーフィスだと思います。もちろん整備とかの問題ではなく、そういうトレイルで、そういう自然なだけなんですが。
参加者は心したほうがいいと痛感しました。安全第一。
陽が傾いてきて、さすがに暗くなるまでねばるこたないだろうと、途中で切り上げて大嵐バス停に向かうことにしました。無事に下りてこられた御礼をお伝えに。
結局バスはいいのがなく、河口湖駅まで歩いて帰りました。寒くなってきて、着替えた後に食べたほうとうであたたまりました。
本栖湖側が約18km4時間&五湖台側で7km1時間半、獲得標高はトータルで1300mあまりでした。
もう1度よく計算しますが、これでも山地図と対比させると55〜65%程度で行けていました。しかしこれだと遅くて、レースの完走は危ういと感じます。また自信がガラガラと崩れてなくなりました。トホ。
自分のプランは、公式ホームページにある関門時刻にとらわれず、自分なりにつくるべきですね。いつも直前なんですけど、今回は早々にまじめに考えてみます。