野辺山ウルトラレポ | 私にとってのスポーツ

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スポーツと身体に関する行動や思いを綴ります。

そろそろ書かないと本当に忘れそうです(苦笑)。今年の野辺山ウルトラの総括。
 
宿のご主人のバスで向かう大会会場。朝から暖かく、かつてはダウンジャケットを着たりしていたのがウソみたいに、ペラッペラのウィンドブレーカー1枚でスタート時刻まで待てました。100km①と42kmと71kmは5時スタート、100km②は5時20分スタートでした。シゲ子は前者です。
 
明け方の空に浮かぶ三日月がきれいでした。
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荷物預けの体育館や外の会場でお知り合いを見かけたりすると大変うれしく。どうもお手洗いがぎりぎりになっていけません。女子専用に並んだのですが列に戻れたのはスタート5分前ぐらいでした。

 

今回はだいたい11時間11分というゴール目標タイムを設定しました。配られたランナーズカード(名刺サイズ折りたたみ)に関門ごとのタイムを書きつけて、裏のエイド情報は寄りたい所に○を書いて持ちました。

 
朝の高原の爽やかな空気の中をジョギング。始発電車にはひっかからずに山のほうへ来られました。いつもは林道に入るまでに歩きが混じって情けないのですが、今回は全部走れました。
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お友達が撮ってくださいました2枚。ありがとうございます!
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じつは林道は大好きで。最近は足首をひねりそうな走り方でもなくなったし、けっこう安心しています。そしてなにより、このパートは美しいお山をずっと見ていられるのが至福の数時間なのです。
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みずみずしい八ヶ岳中腹。実際に湧き水も豊富です。
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コース最高地点は1908m。横岳の中腹です。ヨシッと気合を入れて1枚。
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途中からは舗装道路になります。コースマップは正確ですので信じて見ていてよいと思います。
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最高だなー。ここでやめてずっとお昼寝とかしちゃってもいいなーとくだらないことを考えたくなるほどの景色です。
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あっ、ちなみに今回のシューズは、もはやぼろぼろのアシックス・ソーティスーパーマジックでした。これがいちばん足入れと足裏にストレスないんですよね。軽くて履いてないみたいですしね。でも今回の林道パートで今度こそソールがだめになるだろうと、とうとう現役引退ってなワケで、花道の100kmだぞと思って走りました。
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オールスポーツ様、ご容赦ください。。

 

上りは肘と肩をだいぶひくのが自分の癖みたいです。

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下向いてヘラッと笑っているのが相変わらず不気味です。。
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コースの中盤、里の中の写真はいっさいなくてスミマセン。沿道の方々、一緒に走る選手の皆さん、エイドのボランティアさんスタッフさんに励まされました。だって100kmは長いですから。
 
50kmを過ぎてからが、標高低めで暑いパート。一瞬だけ、クソ暑いと感じているのに腕に鳥肌がたって、あぁこれは相当ヤバいかもと覚悟しましたが、この日はなぜかお手洗いの回数がとても多く(結局7回行った)、それに伴って水分+塩熱サプリの摂取もこまめにと努めました。あと、暗い屋内で冷たい床に体をベタッとつけて3分だけ横になってみたり。結果、数十分で持ち直せました。
 
また、42kmと71kmのドロップバッグには、汗ふきにもしているBUFFを1枚ずつ、万一シューズに何かあった時のためにもう1足のシューズ(今回はAdidas SEN)、アミノバイタルクエン酸を溶かしたトロピカーナ100%オレンジジュースを入れました。あとはサプリの補充ぐらいだったかな?71kmでは高校時代の恩師と一緒になってうれしかったです。
 
その後、2度めにオレンジジュースを飲んだ後すぐ胃のむかつきがしてきて、今まで内臓トラブルを知らない自分は大変あせりました。「馬越峠は走れる」と岩本能史さんの本から学んで実践しようとしていたのですが、その前に気持ち悪すぎ。1度開封した時に雑菌がついちゃったのかなと、今後はもっと慎重に準備しなくちゃと思いました。
 
本格的な坂に入る前のエイドで横にならせてもらって。でも、休んでいても終わらないし、吐いたりすることはきっとないはずだと3分ぐらいで立ち上がって再スタートでした。
 
そしたらなんと雨が降ってきたんですねー。ここまで暑かったのが信じられないように冷えて、坂道の上りとともに気温が下がりました。こうなるとワガママなもので、あんまり身体に無理をかけたくないと思い、寒くなる前に下りなくてはという思考回路になりました。
 
馬越峠までは、坂道の直線部分はのたのた走って、カーブは歩きながらぐっと曲がって、の調子で進みました。たどりついたエイドでのオレンジはおいしかったですね。その後の下りは遅いなりにも元気復活でした。
 
この方はその辺りから時々ご一緒でしたかね、おしゃべりなどもしていただけて、おかげさまで気がまぎれました。ありがたかったです。
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今回はちょっと膝が痛いものの、あとさっき一時気持ち悪くなりはしたけど、概して元気じゃんと思えました。タイムは目標より既にだいぶ遅れているので、これを詰め詰めでやったらまた違うんだろうなとも思いました。
 
90km手前で、昔VAAMブロガーだった頃のお知り合いのデカフォレストさんと一緒になりました。ほぼゴールまでご一緒いただけてよかったです。そして、自分としては、ラスト3kmでもまだ人を抜いて走れて、女性には抜き返されなかったのもよかったと思います。
 
スタート~第1関門(23km)目標2時間52分-実績2時間39分
第1関門~第2関門(42km、区間19km)目標2時間3分-実績2時間5分
第2関門~第3関門(50km、区間8km)目標44分-実績50分
第3関門~第4関門(71km、区間21km)目標2時間16分-実績2時間44分 ※ココ遅いね~

第4関門~第5関門(79km、区間8km)目標1時間-実績1時間20分 ※ココも遅い~

第5関門~第6関門(87km、区間8km)目標52分-実績48分

第6関門~フィニッシュ(100km、区間13km)目標1時間24分-実績1時間46分 ※ココも~

 
自分によくやったと言える?うーんどうかな?ってなゴールでした。
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狙ったタイムより1時間以上遅いのは課題にするとして。今年のメダル、きらきらでした。
 
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あとでもうちょい備忘録を足すかもです。長文お読みになってくださってありがとうございました!!