Sai Kung 50k レポ(人体実験編①) | 私にとってのスポーツ

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スポーツと身体に関する行動や思いを綴ります。

こちらは自分の備忘録として、心身における影響のお話を書いてみたいと思います。後からいろいろ加筆するかも、なメモです。極私的な内容ながら、何かしらご参考になる部分があれば幸いです。


再びコース図から。ホームページからの2枚。50kmを制限時間12時間でした(朝7時~夜7時)。正式なレース名のとおり、ちょうどウルトラマラソンみたいです。

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対して、ガーミンさんの結果(37kmまで、以降はバッテリー切れのためなし)。この尖がりっぷりは激しかったですね。今になって思い出しても。
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で、ゴールタイムは11時間15分でした。

まぁハードなのは覚悟してました。その週が始まったあたりから、世の中の景色が鮮やかになる現象が始まりまして。危険に対する本能なんですかねぇ、これは。

強行軍なフライトで行ったわりには、移動が短く時差のないエリアだったのと、昼間のレースだったためか、睡魔には終始まったく悩まされませんでした。

レースがスタートして、最初に疲労を感じたのは荷物をしょって走ること。水2Lが必携品と書かれてましたので(しかしどこでもチェックはなかった…捨てればよかったです)、少なくしたもののトータル重量4kg~3kg程度はあったでしょう。帰宅ランとか全然やってなかったので久々に肩がこりました。やっぱりトレランのレースの前はこういう点も慣れが必要です。ハイ。

そのお水は、終わってみれば補充なしで0.3L余りました。途中のエイドでペットボトル半分ぐらい別に飲んだから、ちょうどとんとんでしたね。

補給食については、同行したお仲間の素敵女子から充分持って行ってほしいと心配されたので、自分にはありえない量(7つぐらい?メダリストとかウィダーとかパワーバーのゼリーやジェル)を持ちました。でもそれが奏功して、CPで1つずつ食べる楽しみができました。違う味の食べよっと~なんて気分転換できてよかったです。大会側からのご用意のうちバナナとオレンジは食べました、合計3本と3個。例によって朝食抜きのベスパハイパーだけでしたが、中盤からはずっとちょうどよい空腹感が続きました。

辛かったのは再びの捻挫、メンタルがた落ちになりました。初回と違って一方向に伸ばしただけでしたけど、なにせ痛い。いっときは感覚がなかったですし。もう靭帯がダメになってるのかなぁと気持ちも弱くなりました。リタイヤしたいと口走っていた頃。

ただ、1つだけやれたことがあって、それが最大の収穫。痛いのをかばってさらに他に別の箇所を痛めるのだけはイヤだと接地やフォームだけは変えずに行きました。これを最後までやり切れたのが大きかったです。途中では腫れがシューズにのっかってるのがわかりましたし、かといってテーピングがどうも好きじゃないし関門の時間には押されてるし、で何も処置せず突き進んじゃったんですが(苦笑)。

終盤では腫れも痛みも当初よりおさまりました、不思議なことに。そして避けたかった別のダメージもなく、狙いどおりでした。終わってからはロキソニンテープのお世話になりましたよ、もちろん。でも、山でこれぐらいならロードでなら耐えられるだろう、きっとスピードとかと無関係に、と妙な自信(笑)を持ち帰ることになりました。

…長くなってまいりましたので続く