ちょっと間があきました。
おさらい①:目標ペースは、5kmあたり23分切りの積み上げとラスト2.195kmは10分切り(に変更)
おさらい②:30kmすぎ~40km辺りはチームのお仲間女子Aさんが併走してくれる予定
くどいようですがコース図のせときます↓
ハーフを過ぎる頃には周りのメンツが固定化していた。人づてにお名前をきいたことのある人、トラック練習で見かけたことのある人。特に、エリートの3ケタではなくAのゼッケンをつけているランナー達は、みんな315切りを狙っていると思う。ライバルというより同志のような気持ちになった。お互いうまくいくといいですなぁと。
とんかつで有名な矢場の周辺、チアガールがかわいい。声援がうまいというか、人を元気にさせるコツを体得してるのかも。
しかしこの辺りで疲労感がじわじわ出てくる。1kmごとに見ていた時計も何秒かだが遅くなってきた。
上りは好きで周りより前へ出られるけど息は上がる。下りはヘタときている。だから平坦なところで息を整えることにした。
今これがPBの走り、練習でも出せない速さ。そりゃ疲れるに決まってる。でもちょっと早いんじゃない?もう少し先にならない?
25kmの表示とマットが見えたから加速した。この区間5km22:56。ぎりぎりセーフ。
次に来るのは市役所前のずどんと落ちる坂。折り返した後には壁のように見えるところ。東宮でよくご一緒させていただく視覚障害者ランナーさんに教わったフォームを出してみた。スピードが上がって、その分、息がきれた。予定どおり。
名古屋城の金のしゃちほこが見えた。来てみると意外にコースを憶えているものだ。あと曲がって、折り返して、と行く先をイメージした。
この辺りでまたチームの素敵女子の応援。前日のEXPOでの約束どおり。本当にありがたい。
折り返す先のほう、トラックなど車通りの激しい往来が見えてきた。道の反対側に併走してくれるAさんがいた。万全を期して知人のサブ3男性と一緒に行きます、必ずゴール付近まで送り届けます!と前夜に話してくれていた。シゲちゃんがんばって!の黄色い声が身にしみた。さっさと帰ってくるからね。
30kmの表示が目視できたら一段ギアを上げた。1kmごとのラップはけっこうガタガタだろう。でも5kmの節目ごとは絶対に落としたくない。この区間5km22:57。わーさらにギリギリ!
折り返してAさんのいた場所へひた走った。早く行かなくちゃ。しかも元気に。
ここまでは本当に予定どおり。あと12kmひっぱってやってくださいとすがる気持ちで腕を振った。
続く