暑い日になりましたね、あっ、住んでるところで違いますけどね。
南西に海が見えるのですが、いい景色です。
近くに古墳もあるんですが、誰もあまり興味ないみたいです。
田植えの時期はもう過ぎたのですが、大きくなるのは早いですね。
背が伸びて、株が分かれて、また背を伸ばして、そっと実をつけて、頭を垂れて収穫して、感謝して、、、、、
一連の流れを毎日目にすることになります。
生まれて此の方、頭を垂れるところまでいけるかなとか思いながら稲穂を見ることもあります。
私は水稲はやらないのですが、田植え機とか乾燥機ってのはいい車が買えるほど高いのですよ。
年に数日しか使わないのにね。
オグリキャップが、天国に召される。
時々元気なのかなって思うことがあったけど、しょうがないか、人も馬も生き物だから。
若いときに、家出同然で東京に大志を抱いて向かった事があった。
田舎で悔しいことがあって、飛び出して、絶対大きくなってやるって。
窓から遠くに富士山が観えたら何故か、涙があふれる様に流れたんですよ。
誰も見ていないし、知ってる人も電車の中にいないので、堪え切れずに開き直って大きな声を上げて泣きました。
東京に住んでいたころ、丁度、そのころがオグリの全盛期でした。
四年後には帰ってしまったのですが、、、
笑いますね、今は。
地方の田舎者が、いきなり出てきて凄いことを、泥臭く頂点に昇り詰める。
やってのける。
ディープインパクトとはあまり重ならないかもしれない泥臭さが私にとっては、当時カッコよく感じた。
ほんと凄かった。野武士的な空気をもった怪物でしたね。
時代や、人それぞれのおかれた状況からのアングルの違いで競馬から感じるものが多岐に色々になるけれど、まだ感じたことのない、全く新しい感動がこの先にも競馬ファンみんなに、きっと待っているんでしょうね。
競馬って凄い。
ありがとう、オグリ、さようなら。 (田んぼを眺めながら)