「H story」 あるいは退廃のドラマ
アラン・レネ監督の「二十四時間の情事」(1959)の原題は「ヒロシマ・モナムール」。マルグリット・デュラスの脚本による映画史に残る一本である。
「H story」は語るべき映画か。商品か。怒りに似た感情をどうしたら良いか、自ら問う。映画を造ろうと思ってる人はどうみるか。何をすべきでないか。この映画の存在が答えを与えるかもしれない。鑑賞者の時間泥棒を映画はしてはならない。
アラン・レネ。今の日本では忘れ去られた監督になっている。
しかし、アラン・レネに出会わずして、ボクの映画体験は深まらなかった。
「H story」と、レネの「ヒロシマ・モナムール」は、全く関係がないことを伝えたい。退廃が悲しい。
