今日は大雨でしたね
一時、小雨になりつつも結局先ほどまで降っていました。
水嵩の増した川。
普段は真ん中をちょろちょろと流れている程度なのですが、今日はご覧のとおり。
しかし同じ雨量でも、昔はここまで水嵩が増す事はありませんでした。
私の経験から見て、原因はこれ。
川の上流の森がバッサリバッサリと刈り取られ、哀れな禿山に・・・
見てると哀しくなり、憤りも覚えます。
住宅にするのでしょうが、誰が許可を出したのでしょう・・・
豊かな風景が台無しです・・・
山に住まう生き物たちも追い出されました・・・
森の伐採が始まった頃、街に沢山のカラスが溢れていました。
山の住処から追い出されたのです・・・
少し角度は違いますが、少し前まで豊かな山でした。
開発を全くするなとは言いませんが、 こんなにごっそり森を刈る必要があったのでしょうか?
森が刈り取られてから、少しの雨でも川や側溝の雨水の嵩が増します。
今まで森の地面が蓄えていた雨が、そのままふもとに流れ出てしまっているのです。
水の色は濁り、土砂を運んできています。
栄養分を蓄えた豊かな土が流されてきています。
今までなら水嵩は増しても、こんなに土砂を運んでくる事はありませんでした。
何十年、何百年と変わらずにあったであろう山の自然が、こんなにもアッサリと刈り取られてしまう、こんな哀しい事はありません。
人間のエゴだ、どうだ、など難しい話はしませんが、ただ「自然が失われていく」寂しさを感じるのです。
大雨の話を書くつもりが、逸れてしまいましたね。
雨上がり。
元気に咲くアマリリス。
生き生きとしたアジサイ。
気の早いヒマワリ。
手元にある、小さな大地で命が咲きつつあります。