妄想劇場 ~空飛ぶレストラン②~ | 気まぐれバードのキマグレコ

気まぐれバードのキマグレコ

何でも綴りたいことを綴っています。

オーナーには、もともと空飛ぶレストランをする計画が、あったようです。
そのために、まずは今ある店を頑張って繁盛させる必要がありました。


実は、オーナーにはある思いがありました。


オーナーの父親は、コックでした。
趣味は、セスナに乗ることでした。
ところがある日、セスナに乗りに行きましたが、途中で天候が変わり、とある管制塔にセスナが墜ちたと無線が入りました。それが、オーナーの父親が乗っていたセスナでした。


オーナーは、父親が好きだった空で、父親が好きだった料理をしようと思っていました。
その思いを一度に叶えたい。
それで、空飛ぶレストランを思いついたわけです。


ネイル「…ナー、オーナー、オーナー!
どうかされたんですか。」

ヤーク「あ、あぁ、いや、何でもない。
ちょっと、昔を思い出してたんだ。」


ネイル「オーナー、明日はナイトフライの日ですよ。」


ヤーク「明日は、ちょうど3周年だな。
……ちょっと、何か企画みたいなのを、考えてみようと思っているんだが、どう思う?」


ネイル「そうね……、
何か特別な料理を考えてみようかしら。」


ヤーク「そうだな、では、2周年の時に出した料理を、ちょっとアレンジしてみるか。」


ネイル「では、それでお願いします。


あっ、いけない。早く、夕食を作らないと。」


明日は、空飛ぶレストランの3周年であり、ナイトフライコースと重なることもあり、オーナーは何かを考えているようです。








※この物語はフィクションです。登場人物は架空であり、出来事は実際とは関係ありません。