次のフロアに進むと、奥に玉座があり誰かが座っていた。
クロウド「ついにきたか。
だけど、お前らの運命もこれまでだ。」
ぺぺ「お前の思い通りには、させない。」
クロウド「面白い。やれるものなら、やってみろ!」
ぺぺ「その前に、1つ聞かせろ。
かげを人間から引き出したのは、お前か。」
クロウド「だったら、どうだと言うんだ。」
ぺぺ「貴様は、絶対に許せない!」
クロウド「フン、どうとでも言え!」
ぺぺ「行くぞ!」
ぺぺは、腰元の剣を抜き、クロウドにとびかかっていった。
しかし、クロウドは掌をぺぺに向け、衝撃波を放った。
ぺぺ「くくっ。」
ぺぺは、あっさりと弾かれました。
ゼルベルグ「ぺぺ、何やってんだ!」
ぺぺは、ハッとし剣を握り直した。
ぺぺは呪文を唱え、剣に思いを込めました。
ぺぺ「火の力を司るものよ。我にその力を与えたまえ。」
勇士の剣に火を点け、炎の剣にしクロウドに襲いかかった。
クロウド「馬鹿か!そんなもんで倒せるわけないだろうが。」
再びクロウドは、掌をぺぺに向け、衝撃波を放った。
ぺぺ「く、くくくっ!負けるかあ。」
その時、ぺぺの脇を誰かが走り抜けた。
ゼルベルグが剣を握り、クロウドに向かっていった。
クロウド「ザコは、引っ込んでろ!」
クロウドは、ゼルベルグの剣の攻撃をかわすと、ゼルベルグの顔面めがけて、ハイキックをはなった。
ゼルベルグは、5mくらいとばされた。
ぺぺ「ゼルベルグ!」
クロウド「どこみてる!」
ぺぺは、ゼルベルグに気をとられ、またも弾きとばされました。
ぺぺ「強い!確かに、邪悪なものたちを束ねているだけのことはある。
しかし、負けるわけにはいかない。負けられない。」
ぺぺは、こころの中でそう、呟きました。
ゼルベルグ「一人で二人を相手するなんて、こいつ相当だな。」
ぺぺ「でも、やるしかないんだ。」
サーラ「だったら、次は三人がかりで行きましょ。」
そういうとサーラは、羽根を1本抜き、剣に変えました。
クロウド「何人来ても一緒なんだよ!」
3人は一斉にクロウドに向かい、途中で3方向に分かれました。
クロウド「3方向からの攻撃か。
甘いな。」
クロウドは、空高く舞い上がりました。
しかし、それを見ていたサーラは、追い掛け剣をクロウドに投げつけました。
しかし、クロウドはマントを翻し、剣を弾き返しました。
サーラ「きゃっ!」
サーラは、もう少しで自分が作り出した剣で、怪我をしそうになりました。
しかし、それも作戦でした。勢いよく、反対側から剣が飛んできて、クロウドの足に突き刺さりました。
クロウド「うぐぐっ!
だ、だ、誰だぁーーーー!
俺の足に傷つけやがってーーーー!
貴様かぁーーーー!」
クロウドが物凄い形相になると、両手を広げ気をためて、両手首を合わせると、発射しました。
物凄い勢いで、衝撃波が飛んでいきゼルベルグは、タイミングが遅れました。
ゼルベルグ「ぐああぁーーーー!」
※この物語はフィクションです。登場人物は架空であり、出来事は実際とは関係ありません。