妄想劇場 ~ぺぺの予言書22 決戦~ | 気まぐれバードのキマグレコ

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次のフロアに進むと、奥に玉座があり誰かが座っていた。


クロウド「ついにきたか。

だけど、お前らの運命もこれまでだ。」


ぺぺ「お前の思い通りには、させない。」


クロウド「面白い。やれるものなら、やってみろ!」

ぺぺ「その前に、1つ聞かせろ。


かげを人間から引き出したのは、お前か。」


クロウド「だったら、どうだと言うんだ。」


ぺぺ「貴様は、絶対に許せない!」


クロウド「フン、どうとでも言え!」


ぺぺ「行くぞ!」


ぺぺは、腰元の剣を抜き、クロウドにとびかかっていった。
しかし、クロウドは掌をぺぺに向け、衝撃波を放った。


ぺぺ「くくっ。」


ぺぺは、あっさりと弾かれました。


ゼルベルグ「ぺぺ、何やってんだ!」


ぺぺは、ハッとし剣を握り直した。
ぺぺは呪文を唱え、剣に思いを込めました。


ぺぺ「火の力を司るものよ。我にその力を与えたまえ。」


勇士の剣に火を点け、炎の剣にしクロウドに襲いかかった。


クロウド「馬鹿か!そんなもんで倒せるわけないだろうが。」


再びクロウドは、掌をぺぺに向け、衝撃波を放った。

ぺぺ「く、くくくっ!負けるかあ。」


その時、ぺぺの脇を誰かが走り抜けた。
ゼルベルグが剣を握り、クロウドに向かっていった。

クロウド「ザコは、引っ込んでろ!」


クロウドは、ゼルベルグの剣の攻撃をかわすと、ゼルベルグの顔面めがけて、ハイキックをはなった。
ゼルベルグは、5mくらいとばされた。


ぺぺ「ゼルベルグ!」


クロウド「どこみてる!」

ぺぺは、ゼルベルグに気をとられ、またも弾きとばされました。


ぺぺ「強い!確かに、邪悪なものたちを束ねているだけのことはある。

しかし、負けるわけにはいかない。負けられない。」

ぺぺは、こころの中でそう、呟きました。


ゼルベルグ「一人で二人を相手するなんて、こいつ相当だな。」


ぺぺ「でも、やるしかないんだ。」


サーラ「だったら、次は三人がかりで行きましょ。」

そういうとサーラは、羽根を1本抜き、剣に変えました。


クロウド「何人来ても一緒なんだよ!」


3人は一斉にクロウドに向かい、途中で3方向に分かれました。


クロウド「3方向からの攻撃か。


甘いな。」


クロウドは、空高く舞い上がりました。
しかし、それを見ていたサーラは、追い掛け剣をクロウドに投げつけました。
しかし、クロウドはマントを翻し、剣を弾き返しました。


サーラ「きゃっ!」


サーラは、もう少しで自分が作り出した剣で、怪我をしそうになりました。
しかし、それも作戦でした。勢いよく、反対側から剣が飛んできて、クロウドの足に突き刺さりました。


クロウド「うぐぐっ!



だ、だ、誰だぁーーーー!

俺の足に傷つけやがってーーーー!



貴様かぁーーーー!」


クロウドが物凄い形相になると、両手を広げ気をためて、両手首を合わせると、発射しました。
物凄い勢いで、衝撃波が飛んでいきゼルベルグは、タイミングが遅れました。


ゼルベルグ「ぐああぁーーーー!」







※この物語はフィクションです。登場人物は架空であり、出来事は実際とは関係ありません。