祖父 | 気まぐれバードのキマグレコ

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私の祖父は、満州事変に行ってました。私の祖父の部隊では、残念ながら一人亡くなられました。



祖父は玉砕覚悟で、敵に突っ込んでいったそうです。「このままじっとして死ぬより、潔く死のう。」
そう思い、敵に突っ込んでいったそうです。米の入った袋や、服も弾丸で穴だらけになったそうです。それにより、傷をおったかどうかは聞いてませんでした。


祖父はこうも話していました。洞窟みたいなところに、中国の親子がいました。しかし、祖父は逃げろと言い、逃がしてあげたそうです。



その後、祖父は日本に帰ってきて、第二次世界大戦が始まりました。当時、祖父は祖母と尼崎におり、一緒に空襲から逃げたそうです。



田舎に行くと、いまでも満州事変に行く前の、訓練の風景や鳥取砂丘の写真などが、残っています。



その時に使っていた物だったかなあ?ちょっと、忘れましたが、刀も残っています。短刀ですが、ずっしり重たかったのを記憶しています。


軍章も2つあります。そういった遺品や昔聞いた話をきくと、より一層の重みがありました。祖父が亡くなったのは、もう七年になるのかな。話を聞いたのは、12~13年前になります。



今でもその時のことをはっきりと憶えています。