二泊三日で延暦寺にいる間、
ひとつひとつのことを丁寧に感じてみようと思い、
夕飯の精進料理や、朝のお勤め、
お堂参拝してる際、結構あたま動かしてました(動かしてたつもり)。
印象に残った話や、感じたことをいくつか列挙していきます。
お暇なときにお読み下さいませ(^-^)
お坊さんの法話で、ご先祖様にお供えする、お花と線香(煙)と蝋燭は、お釈迦様が好きなものだそうで、お堂のいたるところに描かれている話。きっとお花の種類にも謂れがあるんだろなーと思ったりしました。
延暦寺の根本中堂では、煙(お焼香)にのせて人々の願いを叶えてくれるとのことであり、何で煙なんやろーとか思ったり。
煙は上まで昇るからかなぁ。
薬師如来は、文字のごとく薬の神様であり、生きている者のための神様であること。心身ともに見守って下さり、人の願いを叶えてくれるそう。納得納得(・・)
亡くなった人に薬は使わないものね。
1227年灯り続けている、不滅の法灯の光は、日蓮聖人が世の中を照らせますようにと、願いを込めて灯した灯であること。"油断するな"は、油を断つな、とのことで、ここから発祥。1200年、灯り続ける、守られ続けているということに、圧倒されました。
法灯や、お堂を見てると、とっても自分が小さく感じます。
お坊さんの、「ご先祖様も、ここにきてるのかもしれませんね。」の言葉に、何だろう。泣きそうになった。
横川は、おみくじ発祥の地とされており、そこでは気軽におみくじを引くことはできず、悩みを神仏に相談した結果、おみくじとして表れるとのこと。
悩みはあるけど、神仏に頼っちゃダメなことな気がして引かなかった。
でも、ここにきたら神仏からの言葉がホントに聞けそうで、大きな迷いのとき、このおみくじをひくためだけでも比叡山にきてもいい気がした。
比叡山全体が延暦寺であり至るところに祠やお地蔵様があって
必ず神仏の気配があり
どこか恐ろしいような感じがしたり。
宗教発祥の地と言っても過言ではない場所なんだなって思いました。
何だか"満喫"というだけでは足りなすぎる二泊三日でした。
来たときは「琵琶湖ちょーきれー
」だったのに、帰りは何か変に落ち着いてるし笑
延暦寺で修行した道元という方が福井県の永平寺で新たに開祖したそうなのですが、
父親の実家が、永平寺町だったりします。
今回たまたま、お盆休みに何処か行きたいなー、山がいいなと思って選んだのが比叡山延暦寺だったのですが、
ご縁があったんでしょうね。
そう感じてならないです。
ただ、宗教のことがほぼ無知なので
色んなことを知ってから
もう一度、来てみたいと思いました
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