昨日、本を読んでいて考えさせられた事があった。
「優しさ」って何だろう。
お互いに信頼しあっている親友の片方が
仕方がないこととは言え、相手にひどい事をしたとする。
やってしまった方は「申し訳ない」と思っている。
やられた方は、どういう態度を取るべきなのか、という問題。
やられた方は、今でも相手を大切に思っている場合
「いいよ、気にするな」
と言ってしまいがちだけど、本当にそれでいいのかと言うと
実はそうじゃない。
責められなかったら、どうかな。
「気にしなくていい」
「仕方がなかったんだ」
仕方がない事だから周りの人は責めないけど
仕方がない事だからこそ、自分を責め続けるんじゃないかな。
本当に悪い事をした時ほど、自分を責めて欲しいと思うんじゃないかな。
自分に正直な人ほど、その先ずっと罪悪感を感じ続けるんじゃないかな。
「お前が悪い」と責めてくれたら、どれだけでも謝る事ができるのに
謝る機会すら与えてもらえないまま
一生相手に対して、「申し訳ない」という気持ちを持ったまま
生きていかなきゃいけない。
「仕方がないこと」だった時の方がよっぽどそう思う。
された方は、相手が大切で苦しんでほしくないと思うからこそ
「気にしてない。気にするな(^~^)」
と言いたくなるけど、本当は
「おまえのせいでひどい目にあった!ヽ(`Д´)ノ
」
と怒りをぶつけることも、時には必要だという優しさが
私にはちょっとむずかしく感じた。
り~りがちょっと前に国語で「走れメロス」を読んでたけど
実はその中にも、そいういうシーンがあった。
ちょっとでも親友を疑った私を殴ってほしい。でないと君と抱擁できない。
そう言って、お互いに、すごい音が鳴り響くほど殴る。
その時は理解できなかったけど、そういうことなのかなぁと。
それは怒りをぶつけるとかじゃなくて「許してほしいから殴って!」っていう
自己中な気持ちもあるんだろうけど(^_^;)
相手を許すって、ただ許すだけじゃなくて
相手が、また自分と真正面から向き合えるようにしてあげる事なのかも。
大切な相手だからこそ、その罪を追及することも
必要な場合だってある。
だれもが「優しい人になりたい」とは思ってると思う。
私だってそう思う。
だけど、まだまだ道のりは険しそう・・・かな(笑)