恋皇太子

13年輪


恋[レン]皇太子には、母上は居ない。


カタツムリ種族は、両性種族である。つまり、一休大皇陛下が産んだ。それも、卵[らん]胎盤と云う。得意な卵巣から、卵から産まれるのだが、有機体特有の姿つまり、赤子で卵が自然に割れて産まれる。


そして、恋皇太子は、産まれながらの皇族である。それも、産まれ即、身分は一休大皇陛下と同等である。



恋皇太子は、只の皇太子では無い。太古妖精国の礎の皇太子。


太古妖精都市群と創世記の時代は、言っていた。


恋皇太子は、太古妖精国の産みの親からの子神である事。最も格式の高い、皇太子である。