大勢の人で賑わう陶器市へ行ったときのことです。
私はティーポットを探していました。
なんとなく良さそうなお店を見つけました。
所狭しと棚や台に陶器が並べてあります。
人気のあるお店のようで、結構混んでいました。
品物を手にとって眺めていると・・・
こういったお店で、こういう音を耳にすると非常に心臓に悪いです。
手が滑ったのか、並べてある品物にバッグか上着の裾を引っ掛けてしまったのか・・・。
なんともお気の毒な人がいるものです。
見ては悪いなと思いながらも、音のしたほうに振り向くと、
あんたですかい・・・。
そう、犯人は相方でした。
でも、そんな相方の両の手に持たれているのは、まぎれもなくティーポットのかけら。
別に頼んではいなかったのだけど、私がティーポットを探していると聞いて
一緒になって探してくれていたようでした。
普段はこんなことはしない人です。(自分の興味のあるものだけに向かっていく感じで、
私のために何かをするなんてことは滅多にありません。)
それなのに、
あぁ、それなのに・・・
なんだかとても嬉しくて、いとおしさが急上昇してきました。
ここはひとつ、相方を助けねば・・・!!
多くのお客が見ている中で、なんとなくちっちゃくなっている相方の元へ駆け寄り、
相方の代わりに、お店の方に謝りました。
怪我が無かったかとしきりに心配してくださり、また、もしも買うつもりだったのなら、新品を
お出ししますよと、どこまでも優しくて親切なお店の方なのでした。
その方は「気にしないでくださいね」と言い残して、壊れ物を持って店の奥に消えて行きました。
相方、復活!!(爆)
「あんなふうに言ってはくださったけど、申し訳ないよねー。
私、ここのお店のティーポットを買おうかなー。」 とかなんとか言っていたら・・・
さっきの「ちっこくなったオッサン」 はいずこへ?
命令口調で、「買ってこい」 とのこと。
あの時私は緊張していたし、とても一生懸命だったので、なんとも思わなかったのですが、
今になって思うと、店の人がいなくなってからの相方の態度はたいそう尊大で、
まるで陶器を壊したのはおまえ!・・・みたいな言葉と振る舞いでした。
ちぇ~~~っ。(涙)
後日、ああいうのはよくない、と本人に言ったら、自分の態度を思い出して大ウケ。
笑いこけながら、感謝されました。(怒)
「陶器市」と聞くと、私はこれを思い出し、アンニュイな気持ちになります。
周りに誰が居ようと、声高に
叱り飛ばされていました。(泣) ポッチリ。
ちょっとくらいかばってね、と約束を取り付けています。
が、本当にかばってくれるかどうかは、望み薄です。(号泣)
ペッタンコ。








