最近ビジネス書や自己啓発系の書籍を読む際には努めて漫画版を探すんですよ。

と言うのも漫画版だとエッセンスが散りばめられている割にサクサクと読めて、一通りのことが何となく分かる(気になる)ことが出来るんですよね。

で、内容が気になれば今度は活字版を読み込んでしっかり理解を深めるというスタンスに変えてみたのでした。

でもこれ結構効率いいんですよ。

同じ内容二回読んでも…って意見もあるかもですけど、復習って意味ももちろんありますが、そもそも途中で放り投げて何も残らないリスクを大幅に回避できます。おすすめ。

 

で、今回読んだのは「ザ・ゴール」。

 

まあよくあるパターンではあるんですが、潰れかけた工場を立て直すミッションを負った主人公が、恩師である物理学者の助言を得ながら部下たちと問題を解決していき、工場閉鎖を免れるというストーリーです。

よく見ますね。

 

「効率を追い求めると組織の業績は下がる」

 

など、ちょっと目を引くキーワードがありますが、その解説を子どもたちのハイキングで発見したりなど、中々面白い部分が満載です。

ボトルネックを探してそれを解消することが重要だと教える反面、非ボトルネックが結果として工場の生産性を下げるなど、興味深く読めるかと思います。

さすがは漫画なので、集中して読めば2時間もかからず読めてしまうんじゃないでしょうか。

もちろんこちらはエッセンスだけを抽出したものでしょうから、今度は改めて活字版を読み込んでみようと思う気持ちを引き起こされた一冊でした。

舞台は製造業ですが、少し応用すれば我々建設業界でも活用できる方法なんじゃないかなと思いました。