うち親子仲は決して悪い方ではないと自負してるんですけど、やはり親子で仕事してると何かとややこしいんですよね。

で、うちの父って「仕事上で息子にマウンティングを取らないと死ぬ」みたいな不治の病を患ってまして、基本私をdisっていないと駄目な人なんですよ。

それを大前提として読んでください。

 

父「おい、タカハシ(仮名)は本当によく頑張ってるじゃないか。給料上げてやれ。」

私「うむ、その気分で査定にならぬ査定を入れるのをやめてくれまいか。根拠が出せねえ。」

父「お前は理屈っぽい・・・。俺が若い頃はむにゃむにゃ・・・。」

私「はいはい、そんな時代もあったのね今令和。」

父「とにかくお前はあいつを過小評価しちゃおるまいか」

私「いやいやあんたはヤツの現場以外の能力から目を背けておる。彼は現場をこなせば評価される立場ではもう無いのだよ。やつを高く評価しているからこそワイは厳しいこと言っとる。」

父「それにしても頑張ってる。」

私「うむ、頑張ってるのは認める。しかし奴は取るべき資格を取れていないという現状もある。」

父「あいつは忙しいから仕方ない。お前みたいな三流技術者とやつではわけが違うのだよ。」

私「ワイが三流技術者なのは否定せんが、しかし忙しい中でも資格は取らねばならない。そしてそれは元々あんたが決めて推し進めてきたことなのだ。」

父「いや勉強する時間も取れない。なぜなら奴は…」

私「うむ不毛だ。この議論は終わりにしよう。」

父「お前はいつもそうやって」

私「ならば言わせていただこう。」

父「うむ」

私「ワイはその資格、試験前のおよそ2週間位1日1-2時間トイレや風呂場で過去問を頭に叩き込むことによって合格を勝ち取った」

父「自慢にならん」

私「自慢してねえ。事実を述べた。」

父「感じ悪いな」

私「つまりだ、ワイは『2週間毎日スキマ時間でスマホ学習すれば取得することが出来た』という事実を提示したに過ぎん。」

父「だから?」

私「あんたはワイの能力が高いと思うか?」

父「お前の能力など大したもんじゃないだろう」

私「ワイもそう思う。しかしそんなワイがこの勉強で取れたということは、時間が取れないを言い訳にするのはちょっと無理筋だというこった。」

父「お前と奴は違うだろう」

私「ほう、つまりワイは人並み外れた能力をお持ちだと、そういうことを言いたいのですか??」

父「うぐっ」

私「この話、終わらんか?」

父「うぐっ」

 

またつまらぬものを斬ってしまった…。