今回は弁護士の無料相談に行った際のことについて記す。
ネットで見つけた60分無料相談の弁護士事務所へ、予約して訪問。
雑居ビルの一室。
外観からでは弁護士事務所があるとは思えない。エレベーターにも記載なし。郵便ポストと事務所入り口に小さく記載があるだけ。県内では複数の事務所を構えているようだが、意外だった。考えてみれば、弁護士に相談することは、誰にも知られたくないのだ。あえて目立たないようにしているのだろう。
事務所に入り、部屋に通される。
少し待つと、若い女性が入ってきた。
「弁護士の〇〇です。今日はよろしくお願いします。」
との挨拶。
弁護士だった。20代にも見えたので、弁護士だとは思わなかった。見た目で判断してはいけない。
なお、名刺を切らしているとのことで、名乗りだけ。社会人としてどうなのかな?とも思ったが、人間だし、忘れることもあるだろう。
事前にこれまでの経緯と相談したい内容を、ホームページの相談フォームに入れておいたので、それをベースに話がはじまった。
事前に決めていた質問に対する、主な回答は次の通り。
〇夫婦間合意書の有効性について。
⇒微妙とのこと。「気に障る態度を取ったら、、、」という表現は抽象的なものであり、有効性は低いとの見解。仮に、モラハラという表記にしても、具体的な内容の記載が必要であるとのことだった。
〇不倫の事実は認めているが、不貞の証拠は無し。裁判になった際、離婚は認められるか?
⇒不倫相手から支払われた慰謝料とその金額、受け取りに至るまでのLINEでのやり取り等で、不貞があったと認められる可能性はある。裁判で離婚が認めれるかどうかは何とも言えない。
〇モラハラは離婚事由に該当するか?なおモラハラの証拠はメモ程度。今後日々記録と録音をする予定。やり方へのアドバイスがあれば教示いただきたい。
⇒モラハラの認定は非常に難しい。仮に裁判になった場合はそれが顕著である。裁判でモラハラの話が出ると、裁判官は「また、それか」という反応を示すことが多い。(弁護士談)
〇依頼費用について。
⇒着手金と成功報酬含めて、100万円超。
〇離婚成立までの期間の目安について。
⇒まずは協議、まとまらなければ調停、それでもダメなら裁判。相手が離婚に応じないのであれば、数年単位になるであろうとのこと。
〇財産分与と子供の養育費等について
⇒協議離婚であれば、双方が納得するなら、いかなる形でも問題ない。
具体的には、子供の大学費用は私が負担するが、これまで貯蓄してきた教育費は私が管理しても問題ないか。また、大学進学した場合、対象の子供には養育費は妻を介さず子供に送金して問題ないか等である。
ただし、裁判になった場合は、強制的に折半となる可能性が高いとのこと。
〇家庭内別居状態、かつセックスレスであることから、夫婦関係が破綻していると認められるか?
⇒証明が困難であることから、認められるとは言えない。
また、妻の不貞発覚から約5年が超過していること、別居を試みるも戻ってしまったことから、再構築を図っていると判断される可能性がある。
ちなみに、こんなことも聞いてみた。
〇夫婦関係は破綻しているが、私が女性と交際した場合、離婚において不利になるか?
⇒破綻しているかどうかの判断は困難であるため、避けるべきである。
まあ、当然の模範解答であろう。
弁護士の結論(アドバイス)は、
「別居を開始した方が良い」
「何度かされてるようだが、戻ったことで安心し切っている」
「夫が出ていき、住宅ローンが払われなくなったら差押になる。そうなったら妻は家を出ていかなければならない。危機感を与えることも必要。」
「別居期間中に面会交流について。取り決めしておくと良い。」
「仮に裁判になったとして、別居期間があれば夫婦は破綻しているとみなす可能性が高い」
「子供の受験もあり、判断が難しいとは思うが、可能な限り早めの決断をお勧めする」
と、
こんなところだった。
まずは1件目の弁護士相談。
2件目の予定も入れてある。
今回相談した弁護士からも、他の弁護士のアドバイスも聞いてから判断された方が良いですよとの助言があった。
少しづつ、知識を蓄え、戦略を練って戦っていく。