ADRを利用した離婚への歩みは失敗に終わった。
妻の無視によって、、、
ADR実施団体からは調停申出書が不受理となり、契約が終了となったと報告があった。
大金ではないものの、ADR団体に投じた資金は無駄に消えた、、、
さて、ここで歩みを止めるわけにいかない私は妻に連絡をした。
「なぜ調停申出書に応じないのか?」
妻はこう答えた。
「何が悲しくて、知らない人に家庭の話をしなくちゃいけないの?」
「そんなの無理」
「ていうか調停って、、気持ち悪いんだけど、、、」
「なんで勝手に動くの?」
「信じられない」
概ねこんな感じだろうか、、、
やはりお話にならない。こっちがどれだけの思いで、行動に移したのかを彼女は理解することができないのだ。
ただこちらも引くわけにはいかない。
離婚の意思は固く、いずれにしても第3者を入れて話し合いが必要であることを伝える。家庭裁判所での調停や弁護士の話もしたと思う。
すると妻は、こんな提案をしてきた。
「お姉ちゃん達を入れて話をするのは?」
「お姉ちゃんなら、公平に話を聞いてくれる」
「それでどう?」
とのこと。
お姉ちゃんとは、妻の実の姉。
妻の姉は、妻とは似て非なる存在。
信頼の置ける人物であり、妻の身内ではあるが、公平に話は聞いてくれるだろう。
そう考えた私は、まずは妻の提案を受け入れて離婚に向けた話し合いをスタートすることにした。