さて、離婚に向けてADRという制度を利用することに決めた。
ADR とは「裁判外紛争解決手続」という。
具体的には、
離婚調停を家庭裁判所ではなく、法務大臣に認証された民間の団体が実施するというものだ。
土日や夜間、オンラインでの対応ができることから、家庭裁判所より少し費用はかかるものの、利便性が高い。
調停の仲介に入るのは、法的知識・調停技法のある専門家。
というものだ。
なお、離婚を進めるにあたり、他の選択肢があることは理解していた。
「家庭裁判所に調停の申し出」
「弁護士に依頼」
これらの選択肢もあったが、いずれも妻と争うことになる。
妻との争いは避けたかった。
なぜなら、、、
「離婚しても、子供達のことは2人で協力して育てていきたい」
との思いがあったからだ。
不倫した上に、被害者である夫に対して、モラハラをする妻。
とんでもない妻であることに疑う余地はない。
しかしながら、子供達の大事な母親には違いない。
だから、ADRという制度ならば、民間の機関ということもあり、
争いとして捉えられにくいのでは、、、、?
そんな思いからADRを選択したのだ。
手続きの流れはこんな感じだ。
まずはADRを実施している団体から「調停申出書」を妻に送る。
それを受けて、妻との話し合いがはじまる。
さあ、いよいよ本番だ。
「調停申出書」は文書またはメールで送付する。
私は子供達のこともあり、メールでの送付を選択した。