妻からの強い要望により、私が取り計らったことは、、、
コーチ陣への交渉である。(息子の少年団には不倫相手以外にも複数名のコーチが所属)
交渉内容は、不倫相手のコーチ辞任を求めるものだ。私は、不倫相手以外のコーチ陣と会い、次の内容を伝えた。
「子供を指導する立場の人間が、子供の親に手を出すなんてあり得ない。ゆえに、コーチを続ける資格はない。」
「私の家庭の置かれた状況が、あまりにも不平等であり、こちらの立場も考えて欲しい。」
コーチ陣は私の思いを受け止めてくれた。
なお、コーチ陣は全員同年代。息子が入団してから、約2年の付き合いもあり、友人の関係でもあった。
コーチ陣は、こんな結論を出した。
「不倫相手であるコーチには、年度末に退任してもらう。」
理由はこうだ。
私の気持ちも分かるが、すぐにコーチを辞めるとなると、子供達に悪影響をもたらす。大事な大会も近い。年度末であれば、区切りが良く、子供達にも説明がつくと。
この時点で、年度末まで約4ヶ月、、、
納得はいかなかったが、
「自分の子供もお世話になっていること。」
「私の妻にも責任があること。」
「少年団にこれ以上、迷惑はかけられないこと。」
「コーチ陣との友人関係を壊したくなかったこと。」
これらの理由から、年度内の退任を容認した。
4ヶ月の我慢。時間が過ぎるのを待てば良い。そう考えた。
ところが、、、
不倫相手は、年度末を迎えてもコーチを辞めることはなかった、、、、