「ベストハウス123」という番組で、現天才子役の芦田愛菜、元天才子役の杉田かおる・安達祐美等が一堂に会して子役スペシャルをやっていました。この番組そのものについては後日書けたら書くとして、1年ほど前、安達祐美が朝日新聞のコラムで非常に興味深いことを書いていたのでここに引用したいと思います。「子役の成長問題」については僕も以前書いたことがあるのですが、これは当事者の述懐です。まあ、子供の日ということもあり―
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「子役が大人の俳優になるのは難しい」「じき、つぶれるだろう」とバッシングを受けた時期がありました。あまりにもそう言われるので、自分でも「そうなのかな。ダメになっていくのかな」と思い込むようになりました。
子役はグレるというイメージを持っている方もあるようです。違うのに。「人に見られてばかりで疲れる」とひねくれそうになると、心は広いけれどかなり厳しい母の言葉を思い返しました。「望んでいた立場でしょ。文句いうな」。これで立て直してこられました。金銭感覚も狂いませんでした。
「君は天才だ」と昔から言われていたことも重荷でした。この時期は「天才じゃないのがばれる前に、やめた方がいいんじゃないか」とも思い悩みました。暗い10代の女の子でした。
芸能界にいられなくなることが「恐怖」でした。芸能界にしか居場所がなかったから。とにかく仕事が欲しかった。仕事さえ続ければ何とかなる。「継続」は新しい扉を開くのです。
「オンナ強化月間」という感じで、グラビアもやりました。でも、女っぽいところを見せると「見てはいけないものを見た」と言われる。今でもね。私の小さい頃の残像、私の見た目がそうさせるのでしょう。私自身も、「女の子」から「女の人」に変わる時期を押し殺しそうになっていました。
実年齢より若くみられること。この差を埋めるのに、あと10年はかかると覚悟しています。