ノーベル賞:日本人3氏にメダル授与 - 毎日jp
 08年のノーベル賞授賞式が10日午後(日本時間11日未明)、ストックホルムのコンサートホールで開かれた。物理学賞の小林誠・高エネルギー加速器研究機構名誉教授(64)と益川敏英・京都産業大教授(68)、化学賞の下村脩・元米ウッズホール海洋生物学研究所上席研究員(80)にカール16世グスタフ国王がメダルと証書を授与した。日本人3人が同じ年に受賞するのは初めて。日本人受賞者は15人となった。
 小林、益川両氏は物質をつくる素粒子の謎の解明に貢献。下村氏は緑色蛍光たんぱく質(GFP)をクラゲから発見した。
いやあ映像見たら晩餐会やら舞踏会やら(こちらは日本人の三方は欠席だったそうですが)あったりして、実に「ヨーロッパ」なんですね。
それにしても南部さんなんか特に87歳という高齢だし、「なんで今頃?」って感じがするけど、ノーベル賞もらうのって、ずいぶん時間がかかるんだなあ。
クォーク―素粒子物理はどこまで進んできたか (ブルーバックス)  消えた反物質―素粒子物理が解く宇宙進化の謎 (ブルーバックス)  いま、もう一つの素粒子論入門 (パリティブックス) (パリティブックス)
※商品は左から
「クォーク―素粒子物理はどこまで進んできたか (ブルーバックス)」南部陽一郎
「消えた反物質―素粒子物理が解く宇宙進化の謎 (ブルーバックス)」小林誠
「いま、もう一つの素粒子論入門 (パリティブックス)」益川敏英

ところでどっかに南部さん、小林さん、益川さんの功績を簡単にまとめたサイトないですかね(^^;NHKの科学番組で分かりやすい解説があったが)
とりあえず南部さんの受賞理由になった「自発的対称性の破れ」という理論は、
素粒子の質量は、対称性が破れることによって生まれた
というもの。
そして小林・益川理論は
「CP対称性の破れ」が起きるにはクォークが6種類なければならない
と予言したわけなんですね。で、当時未発見だった残りの3種類のクォークが実際に見つかって、彼らの理論が現在の素粒子物理学の基礎になり、今回のノーベル賞につながったと。
で、「CP対称性の破れ」が起こることによって、同数の物質と反物質が衝突して全てのものが消え去らずにすんだ、つまりそもそもこの宇宙が存在しているのは、「対称性の破れ」が起きていたから!・・・
そして南部理論では、「モノに重さがある」という、当たり前過ぎて疑問すら持ちようのないことが、実は当たり前じゃなかった!と
こうして「日常的な世界観」を覆されるところがアインシュタイン以降の理論物理学の面白さなんですが、その物質に質量を与える元となる「ヒッグス粒子」が、実はまだ見つかっていない、つまり重さが存在する理由が、まだ解明されていない!・・・
で、その粒子を見つけようと、一周27kmっていう超大型加速器(LHC)作ったわけなんですねえ(本格的な稼動は来年から)。
LHC@home
YouTube - Large Hadron Rap
しかし「ブラックホールできるかもしれん」って話にはまじかよ・・・とか思いましたよねえ

#小林さんが勤めてるつくばの高エネルギー加速器って爆笑問題が番組で行ってなかったっけ。でも大田は科学音痴だからなあ

#しかしこの3方の研究に比べたら「金融工学」ってのはなんなんだよと思うけど、まあ原爆作り出したのも物理学だったりするからな・・・

ああ、でも僕は彼らの業績を数学的に理解しているわけでは全くないので、どっかで「ほんとかなあ」とも(;´▽`) 「全部でたらめだったら面白い」とは思いませんけどね