まあ最近、レッド・ツェッペリンとかザ・フーとかポリスとか、「奇跡の再結成or初来日」みたいなのが続いてるけど、僕的に一番驚いたのがこれ。っていうか去年のグラミー賞にスライが出たって聞いたときはそもそも消息すら知らなかったので
「生きてたのか!」
と思ったくらいですからねえ。
スライといえば、聴き倒したという意味ではこれほど何度も繰り返し聴いたCDも他にありません。

暴動(限定盤紙ジャケット仕様): スライ&ザ・ファミリー・ストーン
SLY & THE FAMILY STONE / THERE'S A RIOT GOIN' ON(1971)
暴動(限定盤紙ジャケット仕様): スライ&ザ・ファミリー・ストーン HMVで買う(視聴あり)


僕が初めて聴いたスライのアルバムがこれ。いやもう1曲目のイントロが流れたとたん、「お、これは・・・」とそのダークなファンクの音の世界に引きずり込まれてしまったのですが、アルバム全体の印象を一言で言うと「真っ黒」(ってピーター・バラカンも確か言ってた)。「黒人的」という以上に、当時の時代背景やスライの個人的な状況が反映された結果の、暗黒という意味での真っ黒です。
1.Luv n' Haight~2.Just Like A Baby~3.Poet~4.Family Affair~
と続くA面(LPで)の展開は素晴らしいの一言。2曲目"Just Like A Baby"の、エレクトリック・ピアノのイントロが流れる時には思わず居住まいを正してしまいます。

フレッシュ 輪廻(限定盤紙ジャケット仕様): スライ&ザ・ファミリー・ストーン
SLY & THE FAMILY STONE / FRESH(1973)
フレッシュ 輪廻(限定盤紙ジャケット仕様): スライ&ザ・ファミリー・ストーン HMVで買う(視聴あり)


これも名盤。こちらの印象は一言で言うと「クール」。冷めた空気がカッコイイ。
1.In Time~2.If You Want Me To Stay~3.Let Me Have It All~4.Frisky~
と続くA面の展開がまたやはり素晴らしい。B面でちょっとテンションが落ちるんだけど、「ケ・セラ・セラ」のカバーなんて意外な曲もやってます(サビを倍時間を掛けてやるので聴いているとつんのめりそうに(^^; )。
ちなみに日本盤は、どういう経緯かオリジナルとは別バージョンのCDが流通しているのでファンは両方聴かなければならないですね(^^;僕は日本盤しか聴いたことがない)。
この2枚は、例えばフレッシュの1曲目のイントロを聴いただけでも、あの時点で、どうしたらこんなカッコイイ音作りができたんだろうという、驚きに打たれます。今はヒップホップの時代を経て、かっちょいいトラックが量産されているからそれほどとも思わないかもしれないけど、これを40年近く前にやっていたのがスゴイ。実際、リズムボックスが導入されていたり、音作りの感覚や雰囲気に、今のヒップホップにダイレクトにつながるものを感じ取ることができます。
ところが、なんですねえ。スライは、「暴動」以前の「前期」には全く違う、実に明るい音楽を作っていたのですねえ。

グレイテスト・ヒッツ(限定盤紙ジャケット仕様)
SLY & THE FAMILY STONE / GRETEST HITS
グレイテスト・ヒッツ(限定盤紙ジャケット仕様) HMVで買う(視聴あり)


"STAND!"も名盤だけど、「ポジティブ期」はこれ一枚で代表させます。
I Want to Take You Higher, Dance to the Music, Everyday People...
とタイトルを聴いただけでも楽しげで希望に満ちた楽曲が続くのですが、これが「暴動」と同じ人かと驚いてしまいます。それにしても「スタンド!」と「暴動」の間にスライの中で何が起きたのか、そのマジックを誰かぜひ解明してほしいところです。
さて今回の来日、東京JAZZ2008の国際フォーラムと、青山ブルーノートでライブをやったのですが、御大はどちらもライブの途中で登場し、途中で退場したとか(^^;観客の前に姿を現したのはそれぞれ30数分と10数分)。まあそもそもキャンセル魔遅刻魔で、ほんとに来るのとか、ちゃんとステージに出るのとかいうレベルのことがいわれるような人だから(いや、それ以前に入国できるのとか)、曲がりなりにも人前で歌を歌ったというだけで幸運というところなんでしょうけどねえ。(ポジティブ期の)ウッドストックのパフォーマンスを見ると、実に陽気でサービス精神にあふれたポップスターって雰囲気なんですけど。また今回の来日公演、僕はBS2でしか見られなかったんだけど、スライ・ストーン御年64歳、全く落ち着くということのない人ですね(^^; それにしても声は紛れもなくあのスライの声だ。
セット・リストを見ると、ウッドストックでやった代表曲の他に、"Family Affair"とか"If You Want Me To Stay"なんかもやったようで、ハードルの高いブルーノートはともかく(ギョーカイの人間が大挙して行っていたようで)、東京JAZZはチケット代もそれほどでないし、行くんだったかなとちょっと後悔。
バンドは、やっぱりベースのラリー・グラハムとか、ドラムのアンディ・ニューマーク(オリジナル・メンバーではないが)とかは来てなかったんですねえ。
大好きな"If You Want Me To Stay"をスライが歌ってる動画があったので;
"Family Affair"も
ラリー・グラハムはベースのチョッパー奏法(スラップ奏法とも言うらしいが)の第一人者;
スライの曲では"Thank You"でそのテクニックが炸裂。
「生きてたのか!」
と思ったくらいですからねえ。
スライといえば、聴き倒したという意味ではこれほど何度も繰り返し聴いたCDも他にありません。

暴動(限定盤紙ジャケット仕様): スライ&ザ・ファミリー・ストーン
SLY & THE FAMILY STONE / THERE'S A RIOT GOIN' ON(1971)
暴動(限定盤紙ジャケット仕様): スライ&ザ・ファミリー・ストーン HMVで買う(視聴あり)
僕が初めて聴いたスライのアルバムがこれ。いやもう1曲目のイントロが流れたとたん、「お、これは・・・」とそのダークなファンクの音の世界に引きずり込まれてしまったのですが、アルバム全体の印象を一言で言うと「真っ黒」(ってピーター・バラカンも確か言ってた)。「黒人的」という以上に、当時の時代背景やスライの個人的な状況が反映された結果の、暗黒という意味での真っ黒です。
1.Luv n' Haight~2.Just Like A Baby~3.Poet~4.Family Affair~
と続くA面(LPで)の展開は素晴らしいの一言。2曲目"Just Like A Baby"の、エレクトリック・ピアノのイントロが流れる時には思わず居住まいを正してしまいます。

フレッシュ 輪廻(限定盤紙ジャケット仕様): スライ&ザ・ファミリー・ストーン
SLY & THE FAMILY STONE / FRESH(1973)
フレッシュ 輪廻(限定盤紙ジャケット仕様): スライ&ザ・ファミリー・ストーン HMVで買う(視聴あり)
これも名盤。こちらの印象は一言で言うと「クール」。冷めた空気がカッコイイ。
1.In Time~2.If You Want Me To Stay~3.Let Me Have It All~4.Frisky~
と続くA面の展開がまたやはり素晴らしい。B面でちょっとテンションが落ちるんだけど、「ケ・セラ・セラ」のカバーなんて意外な曲もやってます(サビを倍時間を掛けてやるので聴いているとつんのめりそうに(^^; )。
ちなみに日本盤は、どういう経緯かオリジナルとは別バージョンのCDが流通しているのでファンは両方聴かなければならないですね(^^;僕は日本盤しか聴いたことがない)。
この2枚は、例えばフレッシュの1曲目のイントロを聴いただけでも、あの時点で、どうしたらこんなカッコイイ音作りができたんだろうという、驚きに打たれます。今はヒップホップの時代を経て、かっちょいいトラックが量産されているからそれほどとも思わないかもしれないけど、これを40年近く前にやっていたのがスゴイ。実際、リズムボックスが導入されていたり、音作りの感覚や雰囲気に、今のヒップホップにダイレクトにつながるものを感じ取ることができます。
ところが、なんですねえ。スライは、「暴動」以前の「前期」には全く違う、実に明るい音楽を作っていたのですねえ。

グレイテスト・ヒッツ(限定盤紙ジャケット仕様)
SLY & THE FAMILY STONE / GRETEST HITS
グレイテスト・ヒッツ(限定盤紙ジャケット仕様) HMVで買う(視聴あり)
"STAND!"も名盤だけど、「ポジティブ期」はこれ一枚で代表させます。
I Want to Take You Higher, Dance to the Music, Everyday People...
とタイトルを聴いただけでも楽しげで希望に満ちた楽曲が続くのですが、これが「暴動」と同じ人かと驚いてしまいます。それにしても「スタンド!」と「暴動」の間にスライの中で何が起きたのか、そのマジックを誰かぜひ解明してほしいところです。
さて今回の来日、東京JAZZ2008の国際フォーラムと、青山ブルーノートでライブをやったのですが、御大はどちらもライブの途中で登場し、途中で退場したとか(^^;観客の前に姿を現したのはそれぞれ30数分と10数分)。まあそもそもキャンセル魔遅刻魔で、ほんとに来るのとか、ちゃんとステージに出るのとかいうレベルのことがいわれるような人だから(いや、それ以前に入国できるのとか)、曲がりなりにも人前で歌を歌ったというだけで幸運というところなんでしょうけどねえ。(ポジティブ期の)ウッドストックのパフォーマンスを見ると、実に陽気でサービス精神にあふれたポップスターって雰囲気なんですけど。また今回の来日公演、僕はBS2でしか見られなかったんだけど、スライ・ストーン御年64歳、全く落ち着くということのない人ですね(^^; それにしても声は紛れもなくあのスライの声だ。
セット・リストを見ると、ウッドストックでやった代表曲の他に、"Family Affair"とか"If You Want Me To Stay"なんかもやったようで、ハードルの高いブルーノートはともかく(ギョーカイの人間が大挙して行っていたようで)、東京JAZZはチケット代もそれほどでないし、行くんだったかなとちょっと後悔。
バンドは、やっぱりベースのラリー・グラハムとか、ドラムのアンディ・ニューマーク(オリジナル・メンバーではないが)とかは来てなかったんですねえ。
大好きな"If You Want Me To Stay"をスライが歌ってる動画があったので;
"Family Affair"も
ラリー・グラハムはベースのチョッパー奏法(スラップ奏法とも言うらしいが)の第一人者;
スライの曲では"Thank You"でそのテクニックが炸裂。