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まさか……。


俺は、急いでメールの内容を確認する。



sub アキトさん……

アキトさん、逢いたいよ。

逢いたい……。



メールの内容は、それだけだった。


そのとき俺は、自然と体が震えるのを感じていた。

と同時に、ホッと安心した。


とりあえず、繋がった……。


切れてしまったと思ったルリちゃんとの縁が、なんとか繋がった……。

そのことが、俺に安心感を与えていたのだ。


もちろん俺は、アキトではない。


でも、そんなことはもうどうでも良くなっていた。


胸の奥底から溢れ出すかのような、熱い気持ちが俺を突き動かす。


俺は……ルリに逢いたい……。

ただ、それだけだ。