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このひとって、いいかも……。
圭子は、楽しそうに話す宇賀に心を奪われ始めていた。
「あっ、ごめん! 俺そろそろ行かないと……今日は、ありがとう! 楽しかった!」
「うん! わたしも!」
そのとき圭子は、ちょっとだけ寂しさを感じていた。
このひとは、またわたしを誘う気がないんだな、きっと……。
「あの、さ……ケータイ番号とメール教えてもらっても良い?」
えっ?
圭子は、自分の心を見透かされたようで恥ずかしくなる。
でも圭子は、とても嬉しかった。
「……うん。大丈夫だよ……」
精一杯の笑顔を作って、圭子は宇賀の目をじっと見つめた。
宇賀と別れた圭子は、ポーっとしながら渋谷の街を歩く。
もしかして、これって運命の出逢いかも?
それとも、やっぱりただの偶然なのかな……?
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吉田桂子が古田圭子を演じます!
『吉田 桂子のひとり芝居』1
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プロローグ~第1章
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