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総武線に乗って、とりあえず新宿に向かう。



俺のそばには、今メグちゃんが居る。



汗臭くないかな……顔だってベタベタしてるし……。



そんなことを思いながら、俺はメグちゃんの顔を盗み見る。



楽しそうに車窓からの夜景を見ていたメグちゃんが、突然俺を見た。



ドキッ!



そしてメグちゃんは、恥ずかしそうにニッコリと笑った。



俺の心臓が悲鳴を上げ始める。



可愛すぎるやろ~



さすがメイドをやってるだけあって、ムチャムチャ男の心を捉える笑顔だ。



でもそれって、本当は素直な気持ちじゃない……かも……?



俺は、その時混乱していたんだ。



俺は、エンジェルに似たメグちゃんに心が揺れていた。



でも、それは……エンジェルに似ているからなんだよな……。



そして俺は、思っていたんだ。


メグちゃんを好きになることは……エンジェルを裏切ることなんだ、って……。



それに俺は、ただ舞い上がって思い上がっているんだ。



メグちゃんは、エンジェルじゃない。



メグちゃんは、俺を好きな訳じゃないんだから……。


でも……。



もしもメグちゃんが、エンジェルの生まれ変わりとか……魂が乗り移ったりしてたとか……。


そんなことなんか、無いよな……さすがに……。



そのときメグちゃんが、ゆっくりと口を開いた。