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カレンダーの日付に、俺の目は釘付けになっていた。
その日付は……2009年6月10日だ。
もしかして……!?
俺は、自分の考えに恐怖していた。
まさか……!?
でも……どうしてカレンダーの日付が、2009年の6月10日なんだ……?
俺は、また悪い予感に震えていた。
奏(かな)は、この部屋に住んでいたという。
きっと、奏が亡くなった後も……そのまま、この部屋を借りているということだろう。
そして……当時の部屋のまま、残してあるはずなんだ。
と、いうことは……!?
俺は、間違いなく混乱していた。
奏が亡くなったのは、一体いつだ?
俺が駅前で見たのは、いったい何だ?
頭の中を整理しようとしても、ちゃんと考えがまとまらない。
俺は、ひとつ大きく息を吐いて詩子に問いかける。
「詩子……奏は……いつ亡くなったんだ?」
「……創さん……やっぱり思い出したくないんだよね……」
詩子は潤んだ瞳で、俺を真っ直ぐに見つめている。
そして、ゆっくりと口を開いた。
まさか!?
本当に、そうなのか……!?
俺は呆けたように、ただ詩子を見つめ返していた。