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sou こちらこそ初めまして。偶然あなたの小説を読みました。私を見つけてくれたんですね?ありがとう。あなたは…あのとき私が花束を持って泣いていた理由が知りたいのですか?どうしても? bouquet girlより
ふむ。
ちゃんと返事をくれたか……。
俺は、素直に詩子が返事をくれたことに感動していた。
俺は詩子のページを、何の気なしに見に行く。
すると、昨日まではデフォルトの鳥?マークだったアイコンが変わっていた。
そう……花束の写真に。
その花束は、あの日詩子が持っていたものと同じように見えた。
あの花束は……そう、赤いバラとかすみ草。
素直に考えれば、男からのプレゼントのように思える。
もしそうならば、それは愛を伝えるための道具のはずだ。
そんな花束を受け取っていて、なぜ泣いていたのだろう?
貰った後にケンカでもしたのかな?
でも……あんなに呆然とした感じで泣くだろうか?
たかがケンカしたくらいでは、あんな泣き方はしないよな……。
俺は、あれこれ想像してみた。
だけど、自分で納得できる結論には至らなかった。
もしそうだったとしても、それはただの推論でしかないのだが……。
ただ、いま俺の中ではっきりしたことがある。
それは、俺は詩子に興味を持っているという事実だ。
それは別に恋愛感情というわけでも、一目惚れというわけでもない。
ただ、単純に詩子が花束を持って泣いていた理由を知りたい。
そんなシンプルな好奇心だった。
さて、どうしようかな……。
俺は、詩子に送るDM(ダイレクトメッセージ)の内容を考えていた。
そのとき、また詩子からのDMが届いた。