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俺は、きっと油断していた。
絢音は、決して俺を裏切らない。
俺は、そんな漠然とした安心感を感じていた。
絢音との生活は、穏やかに過ぎて行く。
ずっと、こんな生活が続くと俺は信じていた。
花束を持った女のことも忘れかけていた、ある日のことだ。
俺は、何の気なしにTwitterを見ていた。
新しくフォローしたのはどんな人なのか?
俺のツイートへのレスはないか?
いつものように、それを確認していた。
その日……。
ある女が、俺をフォローしていた。
えっ?
俺は、そのユーザー名にドキッとした。
bouquet girl
……花束少女?
それが、その女の名前だった。
まさか、あの娘じゃないよな……。
俺は、ふっと湧いたそんな想像を一瞬にして否定した。
そんな偶然あるはずないよな……。
そして俺は、@の付いた俺へのレスを確認する。
えっ……!?
そこには、こんなツイートがあった。