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美雨の部屋は、新しめの小さなマンションにあった。



1DKで思ったよりも広い。


部屋に入った美雨は、シングルベッドに腰掛けた。



「トモさん、こっちに座ったら……あっ、何か飲みますか?」


「あぁ……飲み物は、今はいいや……」



俺は、美雨のそばにゆっくりと腰を下ろす。



すると美雨は、ゆっくりと俺に体を預けた。



「甘えたいの、美雨……」



美雨は、コクリと首を上下に振る。



「……彼氏には甘えられないのか?」



俺は、そうカマをかけてみた。



「彼氏は……忙しくて、なかなか逢ってくれないから……」


「そう、か……いいよ、甘えても……」



顔を伏せた美雨は、ゆっくりと俺の肩に頭を預ける。



俺は美雨の肩を抱いて、優しく抱きしめた。



言葉を交わすこともなく、ゆっくりと時間が過ぎて行く。


そんな時間が、俺には何故か心地良かった。



美雨が、ゆっくりと顔を上げる。


俺の目を、真剣なまなざしでじっと見つめる。



俺は美雨の視線に吸い込まれるように、ゆっくりと美雨に口づける。


ゆっくりと舌を絡めて、美雨を味わう。



滑らかで積極的に動く美雨の舌が、俺を狂わせ始める。



「……こんなことしたら欲しくなっちゃうよ、美雨……いいのか?」



そのとき美雨は、恥ずかしそうにコクリと頷いた。