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その日、俺と綾乃は激しく愛しあった。



でも、俺は綾乃を愛しているのだろうか?



そんな疑問が、ずっと俺の頭の中を支配していた。



綾乃の寝顔を見ながら、俺は考えていた。



綾乃は、最高だ……。



少し年上ということもあって、俺は安心して綾乃に甘えることも出来る。



でも、そんなことには関係なく綾乃は可愛い。



ずっと前から知っていたかのように、俺は不思議と安心感を綾乃に感じていた。



でも、やはり俺は……。



綾乃を抱いても、やはりそうだった。


恐れていた通り、俺は満足なんて出来やしない。



それでも俺は、綾乃を大切にしたいと感じていた。


それは、間違いのない感情だった。



でも俺は、茜も凛も惜しい……。


それも、間違いのない事実だ。



俺は、そんな男だ。


いろいろな女を同時に愛することが出来る。



いや、本当に愛しているのかは分からない。


そして、本当に愛していると思っていた琴音だって……。


俺は、本当に愛していたのか分からなくなっていた。



俺は、きっと琴音を言い訳にしているのだ。


琴音以上に愛せる女を捜している、と……。



俺は、水曜日には綾乃と逢う。



答えの出ない、自分の気持ちを確かめ続けるために……。