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凛のそんな行動に、俺の胸は高鳴っていた。



俺と凛は、手を繋いで歌舞伎町方面に歩く。


しばらく歩いたビルの中に、その店はあった。



俺と凛は、窓際のカウンター席に案内される。



天井が高くて、ジャズが薄く流れていた。



「へぇ、おしゃれですね……焼肉屋さんなのに……」



そう言って、凛は微笑んだ。



「何飲む? 俺は、最初は生だけど」


「うーんと……じゃあ、わたしも……」



程なくして、生ビールが大きめのグラスで運ばれてきた。


ジョッキだとさすがに色気がないが、まぁ許せる雰囲気だ。



「じゃあ……そうだな、何に乾杯する?」


「えーと、やっぱり二人の出逢いに……じゃない?」


「うん。俺たちの出逢いに……」



凛と俺のグラスが、小さく音を立てた。



微笑みながら、凛はビールを飲む。


瞳を閉じて、本当に幸せそうだ。



ゆっくりと動く凛の喉元を見ながら、俺の気分も高まっていた。



凛が、欲しい……。


凛を、俺のものにしたい……。



そんな気分が……。



「何食べようか……まずはサラダと……俺、ミノが好きなんだけど……」


「うん! わたしも大好き! あと、ねぎタン塩とカルビを少し……センマイも食べていい?」



俺は微笑みながら、ゆっくりと首を縦に振る。



凛は、可愛い。


そして、そのイメージとは少し違うところも……。