玲子の印象は……


何だか頼りなくて、何か不安を感じているかのような……そんな感じ。



俺は、ただホンの息抜きのつもりでそのサイトにアクセスした。


そして、そこで偶然出逢った玲子とただ世間話をした。



そんなことは、良くあることだ。


だからと言って、何かが始まるもんじゃない。



そんな感じで、玲子と1時間くらい話をした。



だけど……。


玲子と話すうちに、俺は不思議な気持ちを感じていた。



それは……何となく、ただ純粋に守りたくなるような……。


そして、もっと玲子と話してみたい……。



俺は、いつの間にかそんな気持ちになっていた。



いつの間にか、時計の針は午前2時を回っていた。


明日も早いし、そろそろ寝なきゃヤバイな……。



「今日は楽しかったよ! ねぇ……友達にならない? また話せるように……」


そう問いかけた俺の言葉に、玲子はこう応えた。



「ごめんなさい……あたし、友達は作らないの……」



えっ?



俺は、玲子の意外な言葉に面食らっていた。



「また君と話がしたいんだ……嫌だったら仕方ないけど……」


「……そう、なんだ……でもね、あたしもアナタともう一度話がしてみたいかも……」


「うん! じゃあ、友達になろうよ! 申請出すからさ!」


「はい。よろしくお願いします!」



そう言って、玲子はログアウトした。



でも……。


次の日から、玲子はサイトに現れなくなったんだ。