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でも、今のあたしではダメ。
だってホンの些細なことで、シュンを失ってしまった……。
本当は、意地なんて張らなくても良かったのに……。
あたしは……本当はシュンを失いたくなんてない。
素直になって、もう一度シュンに逢いたい……。
でも……シュンは、こんなあたしのことを愛してくれるのかな?
許してくれるのかな?
だから、あたしは……もう少し待ってみようと思うの。
時間が経っても、シュンがあたしを必要としてくれるなら。
本当にお互いが必要と思えるなら、自然とふたりはまた逢える。
そう信じることにしたの。
シュン……本当は、すぐに逢いたい……。
でも、あたしは待つことにしたの。
あたしは、シュンを愛している。
逢った瞬間に運命と感じたのは、シュンが初めてだったから……。
あたしはシュンを待ってる……ずっと……。
カレン……。
俺は溢れ出る涙を乱暴に手で拭いながら、自分の情けなさを恨んだ。
どうして俺は、行動を起こさなかったのだろう?
俺は、ただ勇気がなかったんだ。
たった一度だけ電話をしただけで、俺はカレンからの連絡を待っていただけなんだ。
どうして俺は、カレンを探そうとしなかったのだろう……。
カレンは、俺を愛してくれていたのに……。
俺は、そんなことを悔みながら……長い時間ベンチに腰掛けていた。
そして俺は、そのとき決意したんだ。
ユウナと、残されたカノンのことを想いながら……。