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「カレンは……しばらくして……亡くなったの……」



えっ?


俺は、カレンの言葉に言葉を失っていた。


俺のせいで……カノンは……!?



俺は溢れ出る涙を拭きもせず、前のめりに倒れ込んでただベッドに頭を擦りつけながら号泣した。



カレンは、そんな俺の背中に抱きつきながら言った。


「違うよ! シュンのせいじゃない!……そんなことで、カノンは死んだりしない!」



俺は言葉にならない声を出しながら、ただ泣き続けていた。


いや、きっとそうなんだ……。


きっと、俺のせいなんだ……。



俺は、そのとき痛烈に感じていたんだ。


今までいい加減に生きて来た俺自身の罪を……。



俺に出逢わなければ、カノンは……。


そんなことには……ならなかったかもしれないのに……。



気がつくと、俺の背中でカレンも激しく泣いていた。


そしてカレンは、言葉を続けるのも苦しそうに俺に告げた。


「違うの……あたしが……あたしが悪いの……あたしが原因なんだ……あたしが、カノンを……」



俺はカレンの告白を呆然と聞いていた。


カレンが、カノンを……?


いや、そんなバカな……!



体を起こした俺は、振り返ってカレンを強く抱き締めた。


心の中のどうしようもない不安を掻き消そうとして。