しかし、2対2の合コンなんてなかなか微妙なもんだ。


タローは当然エリちゃん狙いな訳だし。


そうなれば、もうひとりの女の子が俺のターゲットとなる。


可愛きゃいいけど、そうじゃなきゃ……かなり悲惨な事になるんだよな……。



そんなことを一瞬のうちに考えながら、俺はエリちゃんの後ろにいた女の子を見る。



えっ……?


カノン?



エリちゃんの後ろから、ピョコンと現れた女の子に俺は目を奪われる。


それは……カノンにそっくりな女の子だった。



カノンなのか?


いや、でも……。



俺は、一瞬のうちにテンションが上がっていた。


しかし、なるべく冷静になろうとしてひとつゆっくりと息をついた。



「初めまして、シュンさん!」


エリちゃんは、そう言ってニッコリと笑う。


なるほど……女にうるさいタローが夢中になるだけはある。


エリちゃんも、かなり可愛い子だった。



「えーっと、紹介するね! あたしの親友のカレンちゃん! よろしくね!」


「……カレンです。よろしくお願いします!」


そう言って、カレンちゃんは恥ずかしそうに笑った。



俺は、あっけに取られていた。


カノンに、あまりにも似ている……。



「ねぇ……俺と、どこかで逢ったことある?」


そう言った俺に、カレンちゃんは小首を傾げながら言った。