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それは、夏子からのメールだった。




件 : 亮ちゃん!



昨日は、ありがとう。



一緒に小さな旅をしたみたいで楽しかったよ。



戸籍のことは、今は亮ちゃんの胸の中にしまっておいてください。



そのうち、いつか知りたくなったらあたしに教えてね。



亮ちゃん……本当に、ありがとう。



あたしに出逢ってくれて、ありがとう。



ホントのことを言うとね、今までの人生はとても寂しかったの。



でも、これからは違う。



だって、亮ちゃんがいてくれるから……。



亮ちゃん、体に気を付けてずっと夏子と一緒にいてね。



あたしは、ずっと亮ちゃんのそばにいたいから。



またメールするね!



お仕事がんばってください。



なつこ




溢れる涙を拭きながら、そんな夏子からのメールを亮二は何度も読み返す。



俺は、どうすればいい?



夏子!