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『限られた時間の重み』
限られた時間と知りながら。
ぼくは、君に逢いに行く。
大切なことは、きっと。
単に時間の長さではなく。
ふたりで過ごす、時間の重みだから。
君の顔を、見て。
君の瞳を、じっと見つめて。
どうでもいいような言葉を交わす。
ただ、それだけで。
ぼくの心は救われる。
出逢いは偶然だったとしても。
お互いが求め合うならば。
それは、きっと必然。
ぼくは、君の笑顔を思い出しながら。
いつの間にか、フッと微笑んでいた。
太陽のような君に。
また、すぐに逢いたくて。
『限られた時間の重み』
了