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『マスクと君への想い』
この季節にマスクをしなくちゃ、なんて。
ぼくは、予想もしていなかったこんな事態に。
少しだけ困惑していたんだ。
暑くて蒸れるマスクが。
ぼくの呼吸を、少しだけ苦しくする。
予想もしなかった、と言えば。
君とぼくの関係も、そうなのかもしれないね。
偶然の積み重ねと。
お互いの、ちょっとした心の動きが。
今の、ぼくたちを作っている。
人ごみを離れた、ぼくは。
マスクを外して、大きく深呼吸をする。
だって、呼吸の苦しさが良く似ていたから。
そう。
ぼくの、君への想いに。
君の全てを、本当に大切に想う。
ぼくの想いに、良くね……。
『マスクと君への想い』
了