28


『ぼくたちの罪悪感』



君の告白を聞いて。


ぼくは、正直ホッとしたのかもしれない。



君が言う罪悪感を。


きっと、ぼくも同じように感じていたから。



「大切なものを、失うのが怖いの……」



そんな、君の言葉の意味を。


ぼくは、本当は気づいていた。



だけど……。



君とぼくは、良く似ているんだ。



だから、君の気持ちが。


ぼくには、痛いほど分かっていた。



君と過ごす時間は。


かけがえのない宝物なんだ。



だから、ぼくは。


ただ、君を想い続けたい。



君とぼくの気持ちが。


もしも、離れてしまう時が来たとしても。



きっと、ぼくたちの思い出は。


永遠に、残るから……。



『ぼくたちの罪悪感』