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『永遠が欲しい、と君は言った』
久しぶりにスッキリと晴れた。
でも、風が強い冬の日に。
青い、青い空を見上げながら。
ぼくは、君を想う。
あの日。
ぼくに寄り添いながら、君は。
ぼくの目を、じっと見つめて言ったんだ。
「わたしは、永遠が欲しい」って……。
ぼくは、その意味が良く分からなくて。
それから、ずっとその意味を考え続けている。
ぼくが思う、永遠と。
君の言う、永遠は。
少しだけ、意味が違っているのかもしれないね。
だから、ぼくは。
君に、ちゃんとした返事を返せないでいた。
だけど、ぼくは。
出来る限り、君を見続けていたいと思うんだ。
いつか、それが終わるときがあったとしても。
ぼくの心には、君が。
きっと、永遠に残るから。
青い、青い空を見上げながら。
ぼくは、君を想い続ける。
それが、きっと。
ぼくにとっての、永遠だと信じられるから。
うん。
君の幸せを祈り続けながら。
きっと……。
『永遠が欲しい、と君は言った』
了